結果は良かったが、内容に愕然とした阿久根市長選。


1万名署名。しかし竹原氏の票は7,600票強という結果。
当選した西平氏は8500票余りだが、竹原氏との差は900票と大差ではなかった。
つまり未だに竹原氏の独裁市長を推す人がいると言う結果に、愕然とした。

これは民主党菅首相を推す人が3割もいるという事実に対する衝撃に近い。


実はこの辺に日本独自のギミックがあるんじゃないか?と俺は思う。
裏で金が動いている。まあそれも無いとは言えないが、悪い意味での人の繋がりが日本にはあるということだ。それは日本人が自分の意見を持ち、それを主張できないという環境に育ってきたという弊害が未だに残っているということだ。

確かに独善的と言われてきた竹原氏に同情し、また政策等々において共鳴した人が投票しているのかもしれない。しかし、反竹原とした人の署名1万名以上のうち1500名以上は西平氏に投票してない。西平氏に賛同できなかったという理由もあるだろうが、彼らは何を考え署名したのか?と思う。


僅差ではないもののそれに近いものはある。
とにかく人口2.3万人の市でいまだに7600名もが独善市制に共感しているというのは恐ろしいことだと感じた。






市長に西平さん 「阿久根元気にして」 市民ら思い込め一票 : 鹿児島 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
<http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110116-OYT8T00621.htm>