保護主義の日本で、なぜ業界が間誤付いているのか?


なにかと制限をつけたがる日本業界が、明らかに著作権法違反で対応が遅れているのか。
やはりそれは左右の繋がりが「無い」日本独特の相互、相補関係ができてないからではないのか?と思う。
それでも出版社協会がコメントを発しようとしないのも気持ち悪い話ではある。

細かく要因を出してみる。
1.本のデジタル化出版が遅れているので、そこにツッコミが入れられる可能性がある。
2.デジタル化出版の枠組みを作るので精いっぱいで、対応できる人がいない。
3.完璧な法整備を模索している。
4.自炊代行を許可する代わりに、業者に著作権料を請求するビジネスモデルを検討している。
5.そもそもデジタル本ってなに?www

5番は無いとしても、他は有りそうな話だ。


たぶん業界的に良いのは4番ではないだろうか。
レンタルCDと同じような扱いにしてしまい、業者が出版団体に使用料を支払うことで解決させる方法だ。
ただし1度許可してしまってルールに穴があった場合、スキャンデータの転売や不法な取扱いをする業者が出てこないとは言い切れない。ルール作りを完璧に行う必要性が出てくる。

個人で自炊するとなると裁断機、スキャナー、ファイル管理ソフトまで揃えよると機材費20万円前後かかってしまう。(パソコンを除く)acrobatソフトもとなると30万円以上になる。
自炊の森店のような本貸出までするのは大きな問題だが、単に機材だけを貸し出す店があってもいいのではないだろうか。例えばキンコーズやネットスクウェアのようなコピー&プリントサービス店が。
機材を郵送貸出ししているネット店もあるが、郵送費を負担することになるため費用がかさむ。




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