ASCII.jp PC/デジタルの小寺氏の記事は、俺が言いたかった事と殆ど似ている
が、１つ最後の部分に対しては違う。それは
「日本の電子産業が、米国コンテンツ市場に踊らされた形になった。」と小寺
氏が結論づけた点だ。
じゃあ日本側がリーダーシップを取ってなかったのか？と言えば、そうではな
い。ＢＤ、ＨＤＤＶＤにしても日本側が進めた規格。それに米ハリウッドや家
電業界が付いてきた形だ。
ＢＤはソニー、松下らが先導しているが、ＢＤの営業活動に対抗しきれなかっ
たＨＤＤＶＤ陣営が遅れをなした、というのが原因の１つだと思う。
迎合はしてないにしても、お粗末という印象は否めない。
ＮＨＫの報道に関しては、いわば看板番組のトップを飾ったわけである。
そこに間違いの報道や誤解を招くような報道をしてしまったら、ＮＨＫは面汚
しすることになる。
観測的なものであっても、ある程度は確証を得た上で報道しているはずだ。
ニュースなんてどれも噂、ゴシップ。と言われればそれまでだが、事実や根拠
なく、想像の域で報道したのなら、それはＮＨＫに否があると言って良いと思
う。
民放局の先走り報道はよくある話だが、ＮＨＫで、しかも固有名詞を出して、
しかも株価や産業、経済に影響が出るような話をするのであれば、重々用心を
して報道すべきところ。
決定事項は話してないが、言っているのも同義。
正式発表が今日になるか、明日になるか。くらいのレベルの話だと思う。
HD DVD報道について考える
http://blogmag.ascii.jp/kodera/2008/02/18224858.html
