警察が狙う、女性器美術品とFC2

警察に家宅捜索されたFC2のウェブ製作会社(大阪市内)だが、もう何か月も経っているのに進展がない。
今年春頃にFC2利用者男性と女性を初め、自慰行為を放送していた西日本側に住んでいる男性数名を逮捕した。その数か月後にFC2のウェブ製作会社を家宅捜査をしたまでは、すごく順調そうに見えた。
しかし家宅捜索後、その進展がみえない。

ろくでなし子氏は自身の女性器を象って造形物にしているが、公開しているのは一般の公道で行っているわけではなく、アダルトショップなど本当にごく限られた場所でしか行っていない。

実はこれに近い話では横浜、東京で検挙されたセックススワップパーティーカップル喫茶の類いだ。
見たくない人の前で見せつけているのではなく、見たい人同士つまり同好者でやっている場所にもかかわらず
これを逮捕、検挙している。


確かに本当の犯罪に繋がる場になりやすいことは否めないが、極めて限定的な場で且つ極めて限定された人
同士にしか見聞きできないことを制限して、どれだけのメリットがあるのだろうか。と思ってしまう。

今回のろくでなし子氏の逮捕劇は、造形物を陳列したとことは、スワップパーティーカップル喫茶よりも
犯罪へ波及は極めて少ないというかゼロに近い。
もしそれをいうなら昔から各地にある秘宝館、アダルトグッズ店、ダッチワイフ製造業者はどうなるのか?
ろくでなし子氏を逮捕するならこれらの業者も軒並み逮捕すべきじゃないのか。という思いが出る。

東京オリンピックが控えているからというのもあるのかもしれないが、厳密な法遵守を求めているのか?と思いきやそうでないケースもあったりと対応がまちまちで一貫していない。
こうやって逮捕にならなければ、ろくでなし子氏の名前がこれほど売れることは無かっただろう。逆に逮捕したことで彼女の売名行為が更に派手になっていけば、必要以上に注目され警察側も手が出しにくくなるのではないのかと思うのだが。


境界線をつけるのは極めて難しいことがらだとは思うが、本当に極めて限定的な活動になっているのなら
寛容に見るべきじゃないのだろうか。



ろくでなし子さんと北原みのりさん「逮捕」 ――今回は「わいせつ物公然陳列」容疑も|弁護士ドットコムニュース
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