民主党(黒歴史)政権時代の借金を返済。でも本当の回復はこれから

正真正銘、民主党政権時代の株価下がり分を、全てペイしたことになった。

といっても日経平均株価だけの話で、景気そのものが完全に戻ったとか、雇用や失業率が大幅改善したとか
そういうことではない。

1年満たずの約6ヶ月間でここまでV字回復したのは、とても評価できるし将来への期待が膨らむ。
・・・のだけど、5年前(2008年)は同年9月にリーマンショックがあった年だが、ショック直前まで戻ったにすぎず、景気が良かった訳ではない。

実際、今年4月時点の米・雇用統計で失業率7.5% 2008年時点の米失業率は6%台だ。
日本の失業率は今年3月時点で4.1% 2008年時点は4%なので、もうちょっと雇用が伸びて欲しい。
米国の失業率が0.6%下がって6%台に入ることも、景気回復と言える条件の1つだと思う。
(まだまだ日本は米国依存体質なので)

1990年失業率は2%台と、バブル弾けた直後なのに高い雇用水準だった。
この時代に戻れとは言わないが、本気で景気回復といえるのは失業率3%台中盤まで戻らないと
言えないように感じる。
上記は日経平均株価と失業率だけに絞っていっていることで、この他にも多くの要因が必要なのは言うまでもない。


本当に安心できるには、まだまだ時間がかかりそうだ。


東京株1万5000円台回復=5年4カ月ぶり―長期金利0.920%に上昇 (時事通信) - Yahoo!ニュース
< http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130515-00000032-jij-biz >

Unemployment - Wikipedia, the free encyclopedia (米国失業率)
< http://en.wikipedia.org/wiki/Unemployment >