まだまだザル法

労働力の流動化を認めたいなら、賃金を欧米と同じく正社員と同じ賃金(時給換算で)にすべきだ。

またトイレオヤジがバカなこと言っているが、少しでもグレーゾーンを得ようとする経営者側の都合
は極力無くすべき。

ザル法だと言う根拠はいくつかあるが、1つは常用型と言っても、それが3ヶ月なのか半年なのかが
不明な点だ。
単発(1日)や2週間だけと言った短期は無くなるが、3ヶ月雇われても、その後続かないのであれば
意味が無い。結局ワーキングプア等の低所得者を法認可のもので認めているだけになる。

登録型は専門職のみとしているが、IT系や医療系も含まれる場合、現状と大差ないことになる。
専門職も、例えば国際会議が有る時だけ必要な同時通訳は特別だろうが、常用型のみにすべきだ。


冒頭にも言ったが、賃金が是正されない限り、今と何ら変わりが無い。
とりあえずやったよ的な改正でしかない。それでは仕事をしたことにはならない。



時事ドットコム:派遣法改正案を閣議決定=製造業派遣を原則禁止-政府
<http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010031900129>

時事ドットコム:事前面接見送り、非常に遺憾=派遣法改正案で-御手洗経団連会長ら
<http://www.jiji.com/jc/zc?k=201003/2010031701034&rel=y&g=pol>