国内，中国両方には自社の検査センター、国内には専門窓口の新設を発表した。
しかしＪＴは食品事業からの完全撤退は頭中になかったのだろうか？
ＪＴだからタバコが中心だが、禁煙ムードが支配的で、定期的にタバコの価格
も上げているから、ユーザー数は減る一方だ。
だからタバコ以外の分野を開拓していくしかない。
しかし今回のことで、ＪＴの食品部門に対する信用度は地に堕ちた。
殺虫剤が入っていたからだけではなく、対応の不味さも際立った。手間だから
と放置し続けていた事は、企業としての危機管理ができていないことを露呈す
ることになった。
でも食品部門をやめられないのには、健康志向のためにタバコが斜陽産業にな
りつつあるだけでなく、中国で製造することで利益がそれなりにあることも、
撤退と言えない理由ではないのだろうか。
ＪＴ、冷凍食品事業の売り上げは前年比4割に減少
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080304-00000374-reu-bus_all
