アイドルでも庶民だという意識の有無が差をつくるのでは

新しい道へ進みたいためと表明した嗣永桃子さんは24歳
弟の学費に目途ついたことで引退を表明した橋本奈々未さんは23歳
第二の人生を歩むには25歳を分岐点にすることは丁度いいタイミングだ。

嗣永桃子さんは芸能歴15年(2002年から)
橋本奈々未さんは芸能歴5年(2011年から)

しかし中には25歳を超えてもアイドルを続けていく人もいて、解散こそ決めたがSMAPは40歳を超えても
続けていた。この差はなんなんなんだろうと考えた時、その人が芸能界を生涯働く場としたいかと
考えているかによるところもあるが、根本的な考え方として「庶民」でありたいと言う気持ちがあるかどうか
ではないか?と個人的に思う。

二人ともトップアイドルというにはほど遠く、一人で上げていた売上もそれほど多くはないと思われる。
しかしそれでも一般OLと比べればその3~10倍以上の稼ぎを得ていたと思われるし、
TVのレギュラーもあったと思う。続ければ高給優遇で居続けられたはずだ。
にもかかわらず引退、つまり退職を選択したというのは、芸能界という職場が自分の感覚から
相当離れていたからではないだろうか。


これも俺の勝手な思い込みでしかないんだが
周りには自分よりはるかに稼いでいた人が大勢いて、金の使い方も目を見張るものが多かったと思う。
そういうのを見てやっぱ俺は、私は、どこか付いていけない世界なんじゃないかという思いも
あったんじゃないかと。
嗣永さんは保育免許を取得していたので動機はそこにあったろうが、橋本さんには
弟の学費負担というだけでこれといった目標があると発言されてはいない。


俺は人生に正解なんてないと思っている。
25歳を前に第二の人生を踏み出すことがベストだとも思っていない。ただ一般的に20代で転職するなら
25歳は1つのポイントであることは間違いないということだけ。

言いたいことは、彼女たちは少なからず芸能界に対して未練を思っていないと言うことは
ハッキリ言える。
未練を抱かないということは多少なりとも芸能界というものに乖離性を感じたのでは?と。





ももち、来年6月でカントリー・ガールズ卒業、芸能界引退 今後は教育の分野へ (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161105-00010000-spht-ent>

橋本奈々未さん引退「芸能活動、弟の学費のため」…姉弟間でも「扶養義務」はあるの? (弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-00005305-bengocom-soci>