進みたい道(仕事の道)に進みたいなら、直談判か転職するしかない

正直、上司・上長が自分のことをどう考えているか、どうしようと考えているかは分からない。
ある人はこの人を本気でJava人に育てようとしているのかもしれないし、
ある人はこの人を単なる当てゴマにしか考えてないかもしれないし。
その見極めをするのは、当人と人間関係を結んで、親しい関係にならなければ正確なことは分からない。

その上長は会社の人であるから会社の方針に沿って動いている・・・はずである。

その上長が課長なのか分からないが、会社の方針に沿って動いているとも限らない。
それどころか会社の方針が決まっておらず本人の裁量に任せている場合も多々ある。
そういう中で、自分が進みたい道や適性をしっかり捉えて導いてくれようとしている、とは限らない。

先に触れたように最悪その上長は「当てゴマ(当て馬)」にしか捉えてない場合もある。
そういう風に見られてる場合は、貴方がどんなに頑張って精を出しても、その上司からは
当てゴマにしか見られてないので成長していくのは難しい。


方向性(キャリアプラン)に従って進んでいくには、やれることは2つ。
・直談判
・転職
この2つしかない。

その前にじゃあなぜ貴方は当てゴマにされているのか?を読み解く必要が出てくる。
それも直談判してキャリアプランを示した上で上長の意見、考え方を尋ねるのも手だと思うが
会社がキャリアプランを作成していこうという考え方がないならその上長もキャリアプランを言われても
そんなのお前の人生を俺に考えろと言ってるのか?と激昂されてしまいになる。なので会社の考え方が
どうなのか?を先に見ておいたほうが良い。
(たぶん多くの、特に中小以下の企業にはキャリアプランは考慮していないケースが多いように思う)

例えば自分はPGとして進んでJavaのPG力をつけたいのに管理の仕事ばかりやらされている。とした場合、
Javaチームの誰かと仲良くするしかない。つまり根回しという非常に面倒くさいことをやるしかない。

正社員だと必ず転属希望や就業地域をアンケートされると思うが、あくまでアンケートレベルであって
希望を出したからと言って会社もそれに沿って動いてくれるわけではない。むしろ逆に動くことが多い。
当てゴマに考える上長の言い分は、たぶん貴方が上長に適った人材ではなかったので当てはめられる
案件に入れて働かした方が数字になるから、だと思う。上長は上長で会社からノルマを言われているので
数字を出すしかないわけだからだ。


スキルアップ自転車操業になってしまうと、かなりヤバい展開になる。

ちょっとでも気が付いたら軌道修正をかけてやっていかないと40代50代になったとき行く当てがなくなる。
じゃあどうすればいいのか?ということなのだが、ストイックにやっていくしかない。

1つ目は、資格を取る。Javaなら、サーティファイじゃなく「オラクル」の認定試験を受けて取得する。
2つ目は、独自のウェブサービススマホアプリ、デスクトップアプリを作る。

現場に入れば資格なんて名誉でしかない紙屑同然だと言う話は方々でされているが、効果があるとすれば
人事の面でとても有効だということ。スキルアップとはまた別の話なのでモチベは上がらないと思うが。

2つ目はプレゼンの材料として良いということ。
例えばスマホアプリならGooglePlayに載せてる、ウェブサイトならこのアドレスで公開している、となれば
相手に見てもらうことが出来るので、ある程度相手に自分のスキルを想像させることができる。

こうやって涙ぐましい努力をやるしかない。


俺が言いたいことは、大きく分けて2点
・20代前半のうちにキャリアプランをしっかり立てておくこと
キャリアプランからズレたと思ったら即日、修正をかけること

IT分野は日進月歩なので今はアプリが全盛だが、来年はVRやMRかもしれない。
なので俺はアプリ開発キャリアプランを立てると言っても来年には廃れたものになっている可能性がある。
良い例がCOBOLで、いまだに使っているのは銀行系しかない。そしてCOBOLが置き換えられていっている。
廃れるまで相当時間はあるが、5年先もJavaがC#が隆盛を誇っているかというとそういう約束はない。
PHPだってこの先全廃されてRubyに置き換わられているかもしれない。IT業とはそういう世界だ。
日進月歩な業界は、医薬業や建設設計いわゆる技術系職がそれにあたるが、技術系職に就くなら
キャリアプランを立てることはとても重要で不可避なものと捉えておいたほうが良い。