ゲーム実況放送って、実際どうなん?

素人がやるのはいいとして、ゲーム会社自身が自社製品を最初から最後までプレイして放送するのって、実際どうなの?

せめて知らなかった人に知ってもらう機会になればいいんだが、なにせニコ生はネット。そもそもゲームが好きな人が多いから、例えばガストのゲーム知らない人って少ないんじゃないかなあ?

告知する→知ってもらう、見てもらう→興味、関心を持ってもらう→店に行ってもらう→買ってもらう

という流れだから、まず知ってもらうところ、ウェブで言えばPV数を稼ぐってところから始まるんだが
ニコ生でPV数(来場者数)を稼いでも1時間当たり2~3万ユーザー数がせいぜい。そのうち初見に
あたる人がどれだけいるか?と考えると、う~~んってなりそう。

ゲーム会社は、自社製品の本編を公開(つまりネタバレ)することについて、どういったメリットがあると
考えているのだろうか?
俺が予想するに藁をも掴む思いがゆえではないか?と思う。

公式チャンネルを持つには審査を通過する必要があるだけでなく、月々の費用(数万~十数万以上)
がかかると思われる。テレビで深夜番組枠を単独スポンサー枠としてやるにはこの10倍から数十倍かかる。
それを思えば激安だが、見る人の殆どが自社製品を知っている人または買ったことのある人というのが
投資意欲を落とさせてしまう。
それでも放送をやるというのは、トレンドから外れたくない、何かがあるはず、という確証のない棚ボタを
待っているような感じをする。

俺が思うにゲーム会社がちょっと長いCMとして放送する分には良いと思うが、全編放送はあまりメリットはないと思う。敢えて言えば自社製品のコアユーザーへの還元(つまり上得意を離さないための施策)でしかないと思う。



話外れるが、公式に自社製品を使ったユーザー生放送を許可しているメーカーも散見するものの、殆どのメーカーは公式、非公式ともに許可するともしないとも言っていない。
態度を明確にしないのは今後ユーザーを教育する上でよろしくない事だ。
また一方で使用料を払うならユーザー放送してもよいという考えがあるなら、そういう手続きが行える組織・団体を用意して欲しい。もちろん相手は個人が殆どだから取れるお金は小額。金にならない。
それでも権利を守り、消費者の意識を高めるには必要な行動だと思うのだが。


海外でゲームトーナメントやプロゲーマー活動が一般的になっているのに対して、日本でもそういう動きはあるものの規模は本当に小さい。それはマーケットが小さいから盛り上がらないのか?と思うと、どうもそれだけでもなさそうな気もする。

やはりゲーム業界が本当にゲーム業界を盛り上げたいという気持ちが心の奥底からあるのか否かだと思う。




ゲーム実況『エスカ&ロジーのアトリエ』発売記念!ミッションクリアまで終わらない生放送 ~岡村Dも出るよ!~ - 2013/08/16 19:00開始 - ニコニコ生放送
<http://live.nicovideo.jp/watch/lv146284355?ref=top&zroute=index>

生主ゲーム実況放送 -ニコニコ生放送
<http://live.nicovideo.jp/recent?tab=live>