今以上の規制をかけた時点で、ニコ生は終わるだろう

ユーザー欲しさに敷居を下げているだけで期待以上のユーザー数を確保できたら敷居を上げる。って思っているなら、規制をかけた時点からニコ生を含めニコニコ動画サービス全体のユーザー数は指数的に右肩下がりになっていくと思う。

もう分かっている人が殆どだと思うが、ネットサービス自体はもう人気商売なんですよ。
人気がなければ料金0円でも客はつかないし、1万円でも人気があれば万単位で客はつく。
ニコ動、ニコ生は多くの機能があること、規制が殆どないところが評価されて150万アカウント以上の有償課金ユーザーと2500万アカウント以上の無料会員がついてきているわけで、ユーザー放送や作品に対して規制をかければ一気に人が減るのは目に見えていると思う。


そもそも彼ら3人を「BIG3」と呼ぶ意味がわからないし、意味なく相性的な言葉をつける必要はないと思う。
百花繚乱氏以外の二人は永久BAN(会員資格剥奪)経験者で、むしろニコ生に対してマイナス影響を与える可能性がある人だ。その人たちに大舞台を与えるのは、なんらかの計算あってのことだろうと考えるのだが。

ニコ動、ニコ生で何万人超えるユーザー数をもっている人は、一般人よりスキルが高いのはわかる。
しかしこれが商用として稼げる人になれるかは別問題だと思うし、何万人ものコミュメンバーを持つ人の多くは商用では活躍できるスキルに満たない人ばかりだと思う。


ユーザーとサービス開発提供会社の思いは、かなり乖離していると思う。
それは当然のことであって、同じ思いにする必要はないと思う。
ユーザーにとってニコ動、ニコ生というサービスは、遊び場であって、絶対になくてはならないものではない。
今日いますぐニコ動が消えたとしても、なんら影響はない。寂しく、残念には思うだろうが。

大震災後に出生数が増えたという統計もあるが、それはニッチなできごとであって、半恒久的に続くものではないと俺は思う。つまり少子化はこれからも続いていくと思う。
ニコ動、ニコ生で活躍している人の多くは15~30歳くらいが中心だが、その年齢幅の人たちはどんどん減っていくし、もともとこの年代の所得は低い。この人たちからお金を得るには、かなりの努力をしないといけないわけで、費用対効果を考えて効果あるものか?を良くよく考えないと、将来の展望は明るいとは言い切れないと思う。

話が前後するが、
番組中、ひろゆき氏が再三ツッコミを入れていたが、嘘はいってないにしても、額面どおり聞けるかと言えば話1割が上限だと思う。
じゃあ運営会社はBAN対象などについてことの詳細を全部いえるのか?って訊ねたら、言えないです、としか言えないわけだから、ユーザーがそんなことをニワンゴに聞いても意味がない。
そんなことで頭を煮やすことより、自分の番組をどう盛り上げるか?ってことに時間と知恵を割いた方が遥かにいい。

視聴者から3人に対して質問電話がありどうやって放送すればよいのかという質問があった。
ユーザーが気にしてやることは、何一つない。ニコ生が使えなくなったら、Ustやスティカムなどを使えばいい。

楽しくなる番組なら人は何万人もつくし、面白くない放送ならどんなに有名な放送局、ネットサービスでも閑古鳥がなくからw



コンテンツディストリビューターは、しこしことデータ統計を解析すればいいし、それが仕事だから。
ユーザーは、何も考えずに、やりたいようにやればいい。これが自然の流れだと思う。




[参考元]
ニコ生BIG3サミット~石川典行・横山緑・百花繚乱~ ニコニコ厨会議特別編 - ニコニコ生放送
< http://live.nicovideo.jp/watch/lv83185479?ref=top >