漫画雑誌、最低でも5~8万部売れないとペイできない?

仕事詰まってるのにこんなことしてる俺って・・・w

ドラゴンボール連載時に650万部以上売れてたジャンプも、今や270万部まで減った。
ワンピースやナルト等のヒット作あるが、漫画購読人口が中年に移って言った事などが原因かと思われる。
(学生の時より金は有るが、読む時間が無いとかなんだと思うんだが)

読者人口が減っているのに、え?絵は綺麗だけど作品としてどーなの?みたいなものを載せている漫画雑誌がゴマンとある。そこで働いている漫画家は何とか生活できている。

・・・・この雑誌、本当に売れてるの? そう言う疑問が出たのだ。

少年雑誌系では・・・
ジャンプ21作品、サンデー24作品、チャンピオン24作品、マガジン26作品。売価240円。
エロ雑誌系(月刊誌)では・・・
COMIC MUJIN17作品(590円)、アクションピザッツ14作品(340円)、ヤングコミック14作品(320円)

計算方法はこうだ。
・ページ数は、16P。
・原稿料1Pあたり、8000円。
・作者に支払う原稿料が売上げの、15%。  として考えた。
すると、5~8万部は売れないとペイできないという試算になった。

もちろん売れっ子作家と新人作家の原稿料は違うし、またグラビア特集など入れれば1冊あたりの出版費用は変わってくるので一概に言えるものではない。
売上げに占める原稿料が15%程度だと8万部は最低でも売らないとペイできないことは、どうも確からしい。

COMIC MUJINは1冊600円近い価格で月刊誌としては高額だが、それ以外は300円台。
これでも3~4万部は売れないとペイできない。

どこの出版社もペイできれば満足と考えている所は無いだろう。
と思って日本雑誌協会のデータを調べていると、小学館から出ているIKKIという雑誌は、1万部強しか売れてない。価格は580円と高めだ。これを計算してみたが、大赤字にしか見えない。
1作品12P、原稿料比率を30%まで落として、やっと1万部でペイ出来るという計算になった。
原稿料比率を15%のままだと、原稿料を4000円(半値)まで下げないとペイできないと出た。


有るネット記事で、「多くのプロ漫画家は、サイドワークやアルバイトしながらでないと無理だ」と語っていたが、漫画雑誌の売上げのことを見てみると、本当にそうなんだろうなという実感がわく。

エロ漫画誌に詳しいわけじゃないので、ちょっと調べてみた。
コミックメガストア,コミックメガミルク,メンズヤング,COMIC LO,COMIC快楽天は、30万部を越えていた。
COMIC快楽天は60万部超とケタ違い。
COMIC快楽天を計算してみると、3.6万部売れればペイできる。成人誌のジャンプ!と言えそうだ。


中位以上にある雑誌は利益を上げているという印象は持てた。
エロ漫画雑誌も一部ではあるが売上げ確保されていることも分かった。

感動できる作品なんて10年に1作品あれば良い方なのはわかるが、俺個人の中では釈然としないものがあるのも確か。その釈然としないものが何なのかが、自分のことなのにわからないw