この手の深い話は、日本漫画では出来ないかな

Yahoo!映画レビュー:3.28点 は良い点数ではないが、この手の映画としては高い方だと思う。

2008年のダークナイトバットマン)もそうだが、ヒーローなんて居ないよという展開。歴史の裏で、いろんな人たちが動いている。

三者(Mrマンハッタン)を第三者の敵とすることで「冷戦」が集結するのであれば、それも良いと考えたオジマンディアス。その考え方に真っ向から反対する、実直で不器用なロールシャッハ
実直な点は同じだが論理を説くMrマンハッタン。
ある観点ではスタートレックにも似た部分があるのかな?と感じたり。


世の中、矛盾だらけ。

そんなのもう今じゃ誰もが認識している。その矛盾をつっぱねるも良しだが、その矛盾に対して自分が対抗できないほど神的な存在(作品だとMrマンハッタン)だったら。
言い方は悪いが、泣き寝入りするか、自分で自分を納得させるように仕向けるしかない。

俺も若いときは、今でもそうだが、向う見ずで悪いことには立ち向かってた。
しかし出来るなら看過するのも1つの手、つまり生きる手段であることも知った。


今の時代を背景にして作っているんだろうけど、考えさせられる話だ。
(面白い、良作かどうかは受け手によるのは間違いないと思うが)



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