なにも太っている人が今増えてきた訳じゃなく、以前からデブと言われてた人
はいたし、高度経済成長期からずっと増え続けている。
メタボ（メタボリック・シンドローム）という言葉をマスコミが流行させたか
らという理由もあり、いつの世も「デブはダメ」という考えは同じ。
（但しココで言うダメとは人間的にダメではなく、肉体的、結構適にの意。）
１．こんなにメタボが騒がれているのに『カロリー表示しない』食品、外食業界。
コンビニ、ファーストフード店など。多くの企業はホームページ上でカロリー
表示をちゃんとしている。しかし街角の定食屋には、ない。
企業には当然、栄養士が勤めているので計算して出してくれるが、街角の定
食屋、スーパー自製の弁当には、ほとんどがカロリー表示しない。
家族経営の定食屋なら分かるが、スーパーマーケットは零細であっても企業
なのだから「表示すべき」だと思うのだが。
２．痩せる。なんて辛いこと。
と思ったら、もう終わり。
ベストの体脂肪率は、男性が２０％前後、女性が２５％前後。
この値になるように食事制限をすればいい。
でもダイエットする度にリバウンドする人は少なくないと思う。俺はそれは
他人が自分を責め立てられたからではなく、自分で自分を責めるからだ。と
思う。
つまり。
多少１日のカロリーが多くても。昨日より体重が１キロ増えてても。他人は
自分に対して叱ってきても、絶対、自分が自分を「叱らない」ことが、続け
る秘訣じゃないか。と思う。
３．わずかな変化でも、自分を褒める。結果よければ全て良しの考え方を。
「０．１キロ減った？アホかｗ」と友達や同僚たちは言うだろう。
しかしここでも自分は自分に対して『良くやった』と褒めてあげるべきだ。
幸いに体重計が高機能化している。体重だけじゃなく、体脂肪率、消費カロ
リー、体内水分量など。色んな数値を出してくれる。
仮に昨日、先週よりも体重が増えていたとしても、体脂肪率が下がっていた
り、消費カロリーが増えているケースがある。実際、俺自身がそうだ。
消費カロリーが増えていれば、多少食べる量が増えていても、支出が多いの
で減量ペースは落ちるものの、全体的な視野で見ると改善基調にあると考え
る事ができるからだ。
４．夏場こそ、痩せ始めるチャンス！でも夏ばてしないように。
夏場は暑さがあるので消費カロリーが「増える」。
俺の場合は、１日1500キロカロリー以内で食事制限している。
１日の消費カロリーは1800キロカロリー前後だが、ちょっと動いただけでも
１日の消費カロリーは2000キロカロリー程に上がる。
体重１キロは、約7200キロカロリー分と言われている。
１日2000キロカロリー消費で、食事を1500キロカロリーの場合、500キロカ
ロリーのダイエットになる。
１キロ体重減らす場合、7200÷500＝１４～１５日間かかることになる。
しかし実際はこれよりも短い期間で体重が減る。なぜか。
それは昨日より今日の体重、体脂肪が減っていれば、それだけ身体の消化効
率も良くなっているからだ。
５．１週間で、１キロ減量。
１日で１キロ。減った、増えたと、一喜一憂している人は多いだろう。
翌日元に戻っていたり、週では数キロ太っていたなんて話はゴマンとある。
冒頭で言ったように「結果オーライ」の考え方でなければモチベーションは
続かない。ハッキリ言って、無理。出来ないと思う。
自分に厳しく出来る人なんて、正直、そうそういない。人は自分には劇甘な
ものだ。
だから自分に合ったやり方で、実効性のあることをすればいい。
１週間で１キロ減量で、どうだろうか？というのが俺の提案だ。
これを１年続ければ、１年は約５２～５３週ある。
今日始めれば、体重１００キロのオデブも、来年の今頃には体重５０キロ。
悪くは、ないんじゃないだろうか。
６．１ヶ月単位で評価。
どうしても昨日の私、一昨日の私。と比較してしまう人が多いと思う。
そうではなく、先週の私、先月の私と比較するべきだ。
１日や数日では体重の上下は激しいし、飲み会なんかあった日は調子こいて
たくさん食べてしまう事もあると思う。
先月の借金は今日返せればいいのだ。
７．なるべく「カロリー表示」あるものを。
有名飲食店は、店内のメニューには書いてなくても、ホームページ上では事
細かくカロリー、栄養表示の記載がある。
それをExcel（得意ならAccessや自作ＤＢ）にまとめて、カロリー計算する
ことだ。
ただ会社昼休みの弁当、街角の定食屋にはカロリー表示なんて「ない」。
そういった場合は、なるべく近い食品を探して、近い食品のカロリーよりも
若干多めのカロリーにして計上する。
だいたい８００～１１００キロカロリーくらいのものが多いと思うので、面
倒なら1000キロカロリーとして計算しても良いかもしれない。
基本的に「揚げ物」「中華」は避けた方が良い。
なるべく「和食」で、さっぱりなものを選んだ方が、カロリーは低めになる。
８．最後に。
とにかく続ける事が大事。
そして決して自分が、自分を傷つけないこと。これが一番大事。
多少不摂生をしても、その週で、その月の中で相殺していれば問題ない。
そして僅かな変動であっても、プラスに転じているなら評価してあげること。
０．１キロ減量であっても、それは十分に評価に値する。
あとは日々、何を食べたのか、何キロだったのか。これをメモしておくこと。
自宅パソコンにWord、Excelが無くても、100円均一のノートにまとめておけ
ばＯＫ。
お金に余裕があれば、１万円～１．５万円ほどするが、体脂肪率などが量れ
る体重計を買ってみてはどうだろうか。
来年には、誰にもデブだと言われない自分になるためにも。
