gTLDの自由解放。利便性は?

ICANNは大きな変革だとしているが、俺はあまり嬉しい話とは思わない。

俺は「com、net、org」この3つと、jpなど国別cTLD以外は、正直馴染めない。
と言うか、実際上記3つと国別TLD以外を使っているURLて、日頃あまり見
かけない。


今回のICANNの話。例えばソニーが自社サイト用に「.sony」を開設して利用で
きると言うことだが、「.sonyソニーの会社以外は使えない。」なら良いだ
ろうが、このTLDを悪意のある第三者が使った場合、ソニーは非常に迷惑を
被る事になる。


現在TLDが21点あるとの事だが、TLDを一般開放すれば、21から一気に数万
数百万というTLDが出来てしまう可能性がある。

自社の独自TLDが持てるのは良い事とは思うが、あまりにも増えすぎて利用
者側に混乱が生じる恐れがない。とは言えない。


TLDを開放したのは悪いことではないが、なぜ今なのか、どうしてもっと早
くしなかったのか。という不満は消えない。

それより、2010年ごろには枯渇すると言われているIPをどうするのか?が一
番重要。TLDを増やしたところでIP枯渇問題は解決にならない。





40年のインターネット史上最大の改正が承認,ICANNドメイン名を自由に選べるように制度変更
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080627/309605/

Biggest Expansion to Internet in Forty Years Approved for Implementation
http://www.icann.org/en/announcements/announcement-4-26jun08-en.htm

電子政府システムのIPv6対応に向けたガイドラインの策定について
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070402_5.html