スマホゲー事情

Cygames発信のプロダクトは6つ。
    ・ドラガリアロスト
    ・アイドルマスター シンデレラガールズ
    ・マナリアフレンズ
    ・ウマ娘 プリティーダービー
    ・ゾンビランドサガ
    ・プリンセスコネクトRe:Dive

  ウマ娘はアニメは既に放映済みだがアプリが大幅に遅れている。

さて先日と言ってもかなり前だがサイバーエージェント(CA)の2018年9月期決算短信が発表されている。
CA傘下のゲーム開発会社は3社。
 Cygames (デレステ、シャドウバース、グラブル、など計16タイトル、新作予定5タイトル)
 サムザップ (リンクスリングス、戦国炎舞KIZNA、戦国サーバ)
 CraftEgg  (バンドリ)
 短信では個々の売上や営業利益の発表はされてないものの
既存タイトルが堅調に推移しつつ、新規タイトルのヒットもあり、
売上高は146,552百万円(前年同期比4.5%増)、
営業損益は25,303百万円の利益計上(前年同期比4.5%減)
3社合計で売上1465億、営業損益253億と、営業損益は4.5%下がったものの売上は上がっており
公表している数字上は微増ながらも安定していることが見て取れる。

12月15、16日にはCygames自社主催の単独イベントを開催するなど、広報の面においても
余念がない状況。


さて。
3社で計20タイトル出しているが単純計算では1タイトルあたり売上73億円、営業損益12億円になる。
1カ月あたり6億、最も多くリリースしているCygamesは月商97億だしていることになる。
Cygamesは従業員が約2000名(非正規含む)。1タイトルあたり、125名体制となる。
が、これはあまりにも多すぎるので実際の1タイトルあたりのスタッフ数は不明。

日本国内向けタイトルだと、多くても50名体制が殆どで、100名を超えることは殆ど無いのではないだろうか。
海外だとゲーム機用1タイトルに300名、600名という規模が投入されることは良くあることだが。
また2000名という数字には事務系職、営業系職も含まれているので開発者だけの数字ではない。

それでもゲーム事業だけでここまで従業員が多いのは、ガラケー時代のモバゲー(DeNA)、GreeGREE
に匹敵するかそれ以上かもしれない。

スマホゲー乱立によるユーザのスマホゲー疲れ。実質の高額課金制度を見ると、特に海外では
厳しく取り締まる動きが年々高まっている中で日本だけは唯一といっていいほど生温い。
事件や事故が起こるまでは消費者庁も動けないのか動かないのか知らないが、先を心配する。


話を戻すが、1タイトルあたりの開発スタッフ数が、従業員の6割にあたると仮説しても、それでも
75名体制、5割だったとしても60名体制になるので、ゲーム機タイトルよりもかなり多い。
ローカライズやテスターの人数も含まれているとは思うがそれでも多い印象だ。