以前イチローが「僕の悪いところは諦めが悪いところです」と言っていたのを覚えている。
周囲の評価は知らないが、俺にとっては名言だ。
直近の成績が２割だが、ハッキリ言ってメジャーで使い物にならないと言われてもしょうがない成績。
球団側がそれでもオープニングだけでもベンチ入りさせようとしているのは、彼の高いカリスマ性だと
思う。
日本人からは好かれるのは当然だが、アメリカ人からも好かれているということの表れだ。
ただの成績優秀なイエローモンキーとは評価していないところに、相対的な評価をする日本と
絶対的な評価をするアメリカの違いを改めて痛感させられる。
でも。
オープニングだけ登場させるのはハッキリ言って客見せパンダでしかない。
プライドが高ければ、少なくとも俺ならそんな扱いなら苦痛だし、球団からオファーもらっても丁重にお断りをする。
それをイチローはOKと快諾した。たぶん１つ返事で。
２つの腕、２つの足が生きている限り野球がやりたい。野球のない人生なんて考えられない。
映画解説者・淀川さんも映画のない世界なんて考えられないほど映画を愛してた。
そう、愛しかない。
