正直、わからん。
まず漫画村が何作品、何巻を掲載していたのかが分からないし、作品ごとのPV、DL数も分からない
仮に一部情報にある、掲載作品数9000が本当であれば、被害総額3000億円としても1作品あたり
3~4000万円の被害額となり、単行本1冊400円なので、10万部売った額になってしまう。
1年間に出る単行本は1作品4巻(ワンピースの場合)なので、2年間で8巻出せれば良い方。
となると、2年間で1作品4000万円の被害だったとしたら、1巻当たりの被害額は500万円となり、
単行本1万部分という計算になる。
じゃあ1巻で1万部売れる作品は?となると、オリコン週間ランキングで40~60位前後につけるくらいの
売上げを出せる作品だということになる。(詳しい資料がないので当てずっぽうで言っているので)
じゃあ9000作品のうち全て50位前後につけてた作品ばかりだったのか?という話になる。
おいおい待てよ、という話になっても仕方ないだろう。
また広告だったと思えというが、そもそも漫画村を利用していた人たちは、少なくはないにせよ限定的であった
つまり常用者であった可能性が高いと思われる。
すると広告宣伝効果というのも限定的だった可能性は否めない。
十分なデータがない以上推測の域で話すしかないのだが、
・漫画村によって、実際に広告宣伝していた費用分の効果を得られたと言えるのか?
というのは正確にそうだと言い切るのは難しい。
ことは許されるべきものでは無い事は確かだ。
ここは費用換算でどうこう言うよりも、人の権利を他者が侵してはならないという大前提は
守るべきである。という言い方で押し切るべき。
一部ではあるが漫画村が閉鎖されたので購入客が増えたという作家がいるなら、それはそれで
喜ばしいことだと思う。
間接的ながらとはいえ資金提供しているネット広告主や代理店があるという事実。
これらに対して国、行政、警察は速やかに動く必要がある。
しかし今動かないといけない人達が動いているようには見えない。
情報は断片的にしか飛んでこない。
だから1つでも多くの情報を得る必要があり、正しい情報を得たいなら自ら動いて収拾する必要がある。
ということを改めて痛感させられる。