日本は仏教、儒教が根本にあり今となってはそれが足枷になっている可能性

危険な言い方をすると、親、兄弟、親戚、そして亡くなったご先祖様を大事にする。というのが仏教、儒教の教えだ。
更に日本は天皇制を、独裁政治復活と揶揄される中華でさえ無しえていない制度を、いまだに日本は続けているという事実を鑑みると会社組織に照らし合わせれば社長や役員に迎合しがちなのも納得できる。

世界戦争から70年経った。この間に世代は2~3世代は変わっている。
しかし殆どの企業トップは60代70代、中には80代がいまだに君臨している。
民主制の中にあるはずなのに役員は社員の投票を受けて決まるものではなく、役員会という閉ざされた
密室で一方的に決まる。それも政治的な意図で。


先日から日大ラグビー部の問題が話題だが、これに対してYahoo!ニュースのコメントだったかに
「首脳陣は今のネット社会を甘く見過ぎている。でもそれはしょうがなく首脳陣たちの時代はtwitterなど
なかった。だから当時なら同じことが起きても煙に撒けた。しかし今はtwitterやLINEで瞬時に広がり、
内容次第では炎上する。首脳陣たちは今の時代の怖さを全く知らないし、知ろうともしない」
という内容の書き込みを見かけた。

炎上しやすいネット社会の体質を批判する人は少なくない。
異常、異物だと思えば結束して集団で廃絶しようという動きは、生物学的には極めて正常な動きだと
俺は思っている。(危険性が孕んでいることもあるが)

親兄弟、祖先をはじめ目上(年上)の人を敬うことは礼儀としては大切な行動だと思う。
しかし重んじすぎて自分たちが本当なら得られるはずの権利や発言権を主張できないというのは
本末転倒。

昔の、のどかな時代ではない。
相手は自国だけでなく、世界を相手にする時代。考え方も価値観も変えなければならない。