同性愛、同性婚との向きかた


ブルドッグ‏ @Bulldog_noh8 5時間5時間前

2013年にニュージーランド同性婚を認める法案が出来たとき、賛成票を投じた1人のおじさん議員が議会で語った内容。 当時も世界中で賞賛されたスピーチ。知らない若い人に向けて。
https://twitter.com/Bulldog_noh8/status/934357403851558912

確かに私たち同性婚なんです、同性愛なんです、と言われればドキッとする。
ゲイなんです、レズなんです。と言われてもドキッとする。

それはその人やその人達を排除しようとか断絶したいからという意味ではない。
どう対処、対応すればいいか分かってないからだ。

あからさまに同性愛の方たちに敵意や拒絶する方たちが居るのは確かである。それは
長年に渡って恋愛や結婚は異性間で行われてきた文化があるからだ。
人間以外でも恋愛や結婚は異性間で行われているから、それが摂理であると思うのは何の疑いの余地もない。

ただ人間は、どの動物よりも感情が豊かで、知恵もある。
また人間は他の動物と同じく環境に対して非常に敏感であるということも分かってきた。
だからそれが正か否かは別にして、その環境が自分が安心して居れる環境なら、それを
他人がどうこう言う筋合いはない。

他方で、同性愛や同性婚に対して嫌悪感を抱く人が居ることを否定してはならない、と俺は思う。
同性愛も異性愛も分かる方が、どうやって両者を仲介すれば不和を回避または和らげることが出来るか?
ということを出して欲しい。

最近、大手企業を中心に同性愛、同性婚を拒否しない。と公言しているところが出てきている。
それ自体は歓迎すべきことだと思っているが、果たして言っている彼らは同性愛や同性婚の人を
正しく理解しているのだろうか?と非常に疑問に感じる。
ただうちは認めます、許容しますというのは周囲への受け狙いなだけなら、それは言うべきではないと思う。
変な誤解を招く恐れや、入社してみたが実際は同性愛を理解してない人ばかりでハラスメントにあった
なんてことになったら目も当てられない。

学校も企業も、また官公庁や自治体も、それぞれに彼らの悩みを受け止められる受け皿、窓口を用意でき
てから「同性愛、同性婚も許容しています」と言うべき。
それにはメンタル面をフォローできる方が常駐できる環境が必要だ。
常駐者は何も社員で雇わなくても、アウトソースで係りつけ医者のように契約しておけばいい。


俺が気にしているのは、安易に公言することで誤解や被害が出てしまわないかということ。
理屈では分かっているけど、実際目の当たりしたらダメだったなんてことは往々にしてあることだ。
特に日本の場合、昔よりは遥かに国際結婚は増えたが、諸外国と比べれば遥かに少ないのと同様に、
自分と違う考え方、価値観を持つ人に対して非常に冷たい性格だと俺は思っている。

社会が許容できる世界になっていくことはとても歓迎すべきなのだが、やはり実務レベルで変えていくには
どうしたらいいのか?という具体例をもって説明し、理解を広めることも行って行かないと、
根本的な解決には結びつかないと俺は思う。


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