計画は大事

目標今年度売上5億円、営業利益2億円としたなら、それに対してどういうアクション、結果を出すかってことを計画しないとダメだよね。

大抵は利益率目標(ノルマ)があるはずなので、それを下回ったら会社としてそのプロダクトは失敗ていう
判断をされる。それも半年程度で判断されることは日常的にあるはずだ。

スマホゲーの場合、
DAUの多いスクフェスデレステ、シャドーバースといったタイトルでも、2年も経つとDAUは減ってくる。
もっと言えばスマホゲーの生存期限は6カ月程度と言う印象。
ユーザ数、アプリ内課金制なら課金ユーザ数が期待数を下回れば利益率は落ちるから、存続価値が減り
継続運営は無理と判断されてしまう。
期間3カ月というノルマに、経営陣が要求する売上額や利益率、利益額をクリアできなければ、例え1年目で
華が咲く製品だったとしても3か月内で成績を収められなければ4カ月目は無い。

もっと言おう。
最初の2カ月は好調だったが3カ月目から急激に落ちてきた。続けるために機能追加、イベント追加のため
追加の開発(製造)を行なおうと考えた。でもその機能追加は興行面で成功できるか?といえば、分からない。
じゃあその判断はどうするんだ?って話になる。
そうするとその判断は、自社の過去製品を参考にするか、調査会社に判断を乞うか、経営者の懐に
尋ねるしかなくなる。
自社にノウハウがあれば裏付けがあるのでいいが、最悪経営者の判断、目分量に任さざるを得ない場合は
運に頼るしかない。
大企業なら莫大な広告費や有名人に頼ることが出来るが、中小にはそんな力はない。


それなりに大きなプロダクトになれば、開発期間は半年~1年になる。
20名体制なら人件費だけで5000万~1億円にもなる。当然、他の経費もかかるのでこの金額では済まない。
資金を借り入れでやっていれば、銀行側の判断も加わってくるのでもっとハードルが高くなる。


行き当たりばったりで経営なんてしては絶対にいけないということ。
裏付けデータはなくとも、根拠・理屈がしっかり明示できなければリスクヘッジはできない。
人を雇っている以上、毎月支払いが発生しているという現実は拒否することは出来ない。

だから計画は大事なのだ。