ドワンゴを延命するには高齢者を取り込むしかない

若い人が更に減っていくことは目に見えている。
2015年時点で2100万人いた19歳以下の人口は、2060年には1000万人まで半減する見込みだ。
一方75歳以上は、2015年時点で1750万人、2060年には2340万人ほどになる。
75歳以上は600万人ほど増えるが、19歳以下は1000万人以上も減るという事実。
因みに東京23区の人口が942万人なので、45年後には23区分のいわゆる若い人の人口が消えるということだ。

ただ。
俺のような年代は将棋で遊ぶことはよくあったが、俺より若いい人つまり生まれた時から
テレビゲームがあった世代、つまりは1985年生まれ以降の人は将棋に親近感あるだろうかということ。
将棋に親近感がある人はどちらかというと俺の年代よりもさらに上の年齢の方がある。
もちろんコンテンツを将棋一本にする気は更々ないだろうが、そこに注力し過ぎるのも
なんか違和感を感じるのだ。

悪いことではない。むしろいいことだと思っている。
ただ何度も言うように、30歳未満の若い人が置いてけぼりを食うような事態にするべきではない。

そもそも60歳以上のどれだけの人がニコニコ動画を見てるだろうか。
同じ見るならNHK教育で将棋を見るか、衛星放送の方を見るだろう。

ドワンゴがどうなろうが別に構わないのだが、自分たちの方向性は一貫して欲しい。
以前カワンゴこと川上氏がニコ動は得体のしれないサービスだと思わせておきたい
という旨の話をしていたことがあるが、それは今後に対する期待を持ってほしいという
意味では伸びしろがあると思われたほうがいいが、不安だという意味でわけのわからない会社
と思われているのは確実にマイナスだからね。


将棋界に34年ぶり新タイトル 「叡王戦」が昇格  (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
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