モラル違反は一発退場論。でもそれは時代。 ~たけしの批判

昔、磯野貴理子さんが正司照枝の息子と結婚したころの話。
正司照枝さんも含めて食事に行った先でウエイターがヘマをしたかで磯野さんが怒ったことがあったそうだ。
その時に正司照枝さんが「人気商売なんだから、そんなこと言っちゃダメ」と叱られたという話を
たしかごきげんよう!の番組で話してたことを覚えている。(別の話だったかもしれないが正司さんに叱られた話は確か)

タレントも俳優も芸能人は人気会っての商売。
確かに芸能事務所がTV局とかとの結びつきが強いことも重要だけど、人気がなければ仕事にはつながらない。
たけしのように不動の地位を気付けている人は別だが、中堅以下はちょっとしたトラブルが原因になる
ことは、別に今に始まったことではない。

確かに寛容でなくなってきていることは確かだが、だからモラルはどうでも良いという話にはならない。

確かに不倫事なんて当事者だけの問題であって周囲には何の影響もない。
学歴詐称だって本人と会社の間の問題であって視聴者にはかすり傷にもならない。

冒頭で話した磯野さんの話を見れば分かるように見ているものは自分目線の「印象」でしか物事を
見ないし、考えないんだよ。それがよかろうが悪かろうが、俺様の自由。それが世間だってこと。

世知辛い世の中と批判するのは勝手。
でも良くも悪くもそういう時代。
70円ほどだった超円高の時代だったとき、何で起業したばかりにこんな仕打ちに合うんだと言っても
そういう時代、時期だからしょうがないんだよ。


ビートたけし「失敗した芸能人はとりあえず外せ」の風潮批判 | ニコニコニュース
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