台湾の独立を認めるには遅すぎ


数年前と比べれば中華のバブル崩壊で右肩下がりになっているのは事実だが、それでも
13億人という世界最大の人口を有する国のマーケットは無視できない。
中華の富裕層人口は約360万人と言われている。(2013年現在・総資産1億円以上、年収2900万円以上)

今の台湾は昔ほど独立機運がないことも独立を認める必要性が乏しい要因の1つだ。
実際、中華本土側との協調・協力を謳い文句にしている総統選挙があったほどなので
政治面においても今さら中華から独立してもという雰囲気があるのかもしれない。

2つ目に、中華本土から色々縛りを受けて入るだろうが、台湾が混乱するほどの縛りは
今のところ受けていない。
独立を謳っていた時期と比べて中華本土からの縛りが強化されたという話は今のところ
俺は聞いてない。こういった点においても今直ちに独立を支援する動きをする必要性は
いまひとつない。

3つ目はトランプ氏自身、経済面と雇用面を回復させることにしか目を向けてない。
更に言えば政治家の視点は殆ど持っていない。なので中華が自国領土を広めたがっていることや
通貨に保守的なことを除いては結構どうでもいいと思っているんじゃないだろうか。ということ。

やり方は極めて強引傲慢ではあるが、メキシコに工場を建てることを禁止する素振りを見せて
はいるが、それも米国内の雇用を守る上で必要だと考えているからだ。
中華と台湾の関係がどうだろうが、台湾が中華の植民地的な存在のままだろうが、いまはそれには
興味はないと俺は思う。


本当に台湾の独立を認めるなら、1970年代に認めるべきだった。
遅くとも2000年までには。
今のように強くなってからでは手が打ちにくいだけではなく、台湾人が困るからだ。


中国政府系紙がトランプ氏に警告 「一つの中国放棄なら報復」 (ロイター) - Yahoo!ニュース
<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170109-00000019-reut-n_ame>

日本の富裕層人口、中国の3分の1に | ゆかしメディア | 1
<http://media.yucasee.jp/posts/index/14767>