選挙制度がダメなら何十年もかけて直す意思がないと無理 ~米大統領選

記事にある通り得票数型にするには多分むりだろう。

日本では1票の格差問題が毎年起こっているが、選挙区ごとの当選者数の設定は固定のため
必ず票格差問題は出てくる。もうこれは避けて通れない。
かといって動的設定にできるかというとそれも正直難しい。それはどこを基準に当選者数を決めるか?は
選挙区のエリアに依存しており、人口動態がある以上はその基準を毎年変える必要が出てくるが
どういうわけか政府や国会は動こうとはしない。
また中選挙区制度から小選挙区制度に変わったことも票格差が出てしまう要因になっている。


今回の米大統領選で民主党側が負けたから制度見直し論を出しているが、本当なら
民主党が政権を取っていた時こそ制度見直しを行うべきだった。
負けたから議論に持ち出してくるのは卑怯にしか見えない。

やはり超党派をつくって毎月勉強会を開き、勉強会を通して法案を出せる準備を行うべきだ。

本当に制度改革が必要なら今すぐ行動に出すべきで、一過性にしてはならない。
しかし見ている限り一過性的な扱いしかやってないようにしか見えない。





敗者が100万票以上リード=民主に制度見直し論-米大統領選:時事ドットコム
<http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111600509&g=use>