どうかなあ。 ~島田紳助の漫才師論

じゃあ今のTV局などのマスコミはそういうガッチリ頑張ってる人が支持され、仕事を与えているか?
っていうと多分NOだと思うんだよ。
結局笑いって感性、センスでしかなくって、そこに放送局のプロデューサーらが拾ってくれた上で
視聴者が付いてくれる、ファンが盛り上げてくれるかだと思うから。

確かに過去に学ぶことは別に漫才師だけじゃなく所謂自営業も含めて事業を行っている人には
多と差別化を図るうえで必要な作業の1つなのでそれ自体は否定はしない。
でも現実は、努力したから認めてくれる世の中ではない。
むしろ努力している人ほど真面目なので、世渡り下手でハズレくじばかり引かされているケースが
多いと思うんだよね。

漫才師は人に見られている、つまり人からどう見られているか?客観的に見ていける人でないと
継続していくのは難しいと思う。
笑福亭鶴瓶なんて日々起こった出来事をメモしているし、自分はどんなものでも出来ると
豪語していたが、あの人の芸風というか話風は大して変わってない。変わらないのはそこが
支持されていると知っているから。慣れてないことをやる必要はない。

結局突出したものが無いと評価されない。
過去に学ぶことは必要だが、それだけやってても大型芸人になることはまず無理。


一発屋」にはこれが足りん!紳助が残したメッセージ。(全文書下し) - NAVER まとめ
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