仏ルモンド紙も電通社員過労自殺を報じる。経済面の記事であることに注意。 「残業が評価され、会社へのコミットの度合いを示す」という電通社員の声を紹介しつつ、「今日では時代遅れのこういう考え方が日本の競争力没落の原因」と冷静に指摘。全世界的に電通＝諸悪の根源と報じて欲しいね。
<https://twitter.com/ishikawayuichir/status/788604457345019904>
ただ今回100時間を超える残業があったからここまで騒がれたと俺は思っていて
もしこれがパワハラ、セクハラ原因だけならここまで騒がれなかったのでは？と感じる部分がある。
一部のブログなどで100時間残業だけが原因ではないと書いているが、俺もそう思っている。
実際俺も結構わりと最近100時間残業をした経験があるが、男だと言うこともあるかもしれないが
それでも100時間残業だけで自殺に追い込まれるまでになることは無い。
上司の高圧的、威圧的態度つまりパワハラが大きな精神的苦痛になったことは想像に難くない。
被害者は東大を出た人だ。天才でなくとも理解力はそこら辺の人よりはるかに高いはず。
理由を理解していれば何故これだけ残業しなければならないのか納得できるからだ。
納得が出来れば矛先は自分自身にしか向かないから自己嫌悪に陥ったとしても自殺を考える
までには至らない。（人にもよるだろうが）
何が言いたいかというと、社内の管理職やリーダー職らの意識、考え方を変えない限り、
これで残業数は減るかもしれないが、パワハラやセクハラは減らず結局また同じ事件が起こる
可能性が残ってしまう。
今回のことで労働局の過特（過重労働撲滅特別対策班）が動いているが、単に残業数だけをみて
指導するのではなく、パワハラやセクハラなどのハラスメントが横行してた実態をつかんで、
そこに対しても指導と罰則を与えることをしないと根本的な解決には至らない。
更に突っ込んで欲しいと思うのは電通が電通の下請け企業に対してシワ寄せを押し付けているか
どうかについても調査、監視すべきだということ。
電通側の残業数は減ったが下請け会社は残業数がアップしてどこもかしこも100時間超えなんて
ことだと目も当てられない。
毎回言っているが、電通だけに目が向けられて他の企業らに目を向けないことが無いようにして欲しい。
電通は氷山の一角。ほんの一部でしかないということ。
ブラックバイト、ブラック企業は山のようにある。それを忘れないで欲しい。
