猫カフェに重い処分。行政対応に問題あるも、カフェ側にも問題を感じた

動物の適正な管理
飼養環境の改善
台帳類の整備
その他
 販売顧客への獣医師が発行した疾病等の治療、ワクチン接種等に係る証明書の交付
 貸出し顧客への動物の情報に関する説明責任
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 広告内容
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東京都福祉保健局が違反としている主項目は上記の通り。
これだけ聞くと猫カフェ側は非常にひどい運営をしていたと感じるのだが、ねとらぼの記事の限りだと
猫カフェ側の主張を十分聞き入れず、また対応にどれくらいの期間が必要なのかも確認せずに
一方的に期間を定めて期間内にできなかったので処分、としているのは行政側の問題を感じる。
またファンに猫の毛が絡まっていることまで指摘されたと猫カフェ側が言っているが、それは重箱の隅をつっつく
行為と思うので行政側の行き過ぎた行動と感じた。


ただし猫カフェ側のずさんさも垣間見る。
猫カフェは管理運用能力を超えることを予想せずブリーダーから25匹預かったこと
・預かった猫の去勢、不妊手術をできず70匹まで増えさせてしまったこと
・猫の管理、運営が疎かになってしまったこと
を感じた。

よく犬屋敷、猫屋敷がテレビなどで報道されて、悪臭や鳴き声が近所にまで広がって問題になることはある。
東京都福祉保健局の話では近隣聞き込みで苦情が上がっていたと指摘していたので、そういう問題も
あったのかもしれない。

猫カフェは2004年に大阪が初めて開店(Wikipediaによる)。その後、主要都市で店舗が増えた。
環境省の調査によると2015年10月現在、312店舗を対象に調査。東京都内には58店舗まで増えている。
また行政処分を行った店舗はねとらぼが取材した「ねこのて」店が初めてかと思っていたが、どうも
全体の10%(約30店舗)が行政処分を受けている、と報告書には書かれている。
(取消し処分としては初なのかもしれないが)

ねとらぼは双方の意見を聞いて記事をしているので取材方法は問題はないと感じる一方で
具体的にどういった問題があったのかを詳細に書くべきだったと感じる。
どちらがダメだと決めつけるためではなく、何が問題だったのかが不透明になる方がリスクが高いと
感じるからだ。








猫カフェ全国初の登録取消し処分について都と業者双方に取材 言い分大きく食い違う | ニコニコニュース
<http://news.nicovideo.jp/watch/nw2245125?news_ref=nicotop_topics_hard>

猫カフェ全国初の登録取消し処分について都と業者双方に取材 言い分大きく食い違う - ねとらぼ
<http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1606/17/news119.html>

動物(哺乳類、鳥類又は爬虫類)の取扱を行う業者   動物の販売、保管、貸出し、訓練、展示、競りあっせん、譲受飼養(ゆずりうけしよう)の7業種
<http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/04/20q4l700.htm>

猫カフェ - Wikipedia
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7>

猫カフェの実態調査
<https://www.google.com/url?q=https://www.env.go.jp/council/14animal/y140-42/mat03.pdf&sa=U&ved=0ahUKEwi1rpqk87LNAhWIRY8KHZsGBAwQFggGMAE&client=internal-uds-cse&usg=AFQjCNEuqigQmgEzlOoiPzvVxjPPGu6lQw>