XBOXONE Scorpioが5万で売っても期待までも付いていかない

日本でのXBOXONEは、累計で6.5万台と低調で、月間で1000台売れるか売れないかという超低水準レベル。
2016年5月7日~週では69台しか売れておらず、月間500台を割れこむ状況になっている。
アメリカ国内でもPS4の8割、EUでは同3割程度の販売台数で世界的に低調になっている。
これは元々XBOX360ユーザーが大挙してPS4へ移ったことが原因だろう。

こういった状況でハードのスペックアップは本体の値上げという印象を持たれ、余計に忌避感を
高めるだけと思われMSにとって背水の陣にしかならないだろう。

一方PS4も上位版を計画中だが、こちらは全世界で4千万台を超える販売台数。
ここまでくると現行版より売れなかったとしても歓迎するゲーマーの人数分売れれば採算が取れるだろうから
かなり余裕をもった試験販売ができると思う。


MSは2017年末に上位版を出すことを確約したものの、任天堂が昔から言い続けている2万5千円のボーダーラインに近づくことを拒んだことになる。
PS3がEUで売上げが伸びたのは価格を下げて販売に力を注いだためと言われているが、いまMSが
すべきことは販売に注力することだと思うのだが、そうではない方法を取ろうとしている。

負けている時こそ考え方を見直し逆転を狙える時なのに、根本的な考え方を正そうとしないのは
本当にゲーム業界にいる気があるのか?と疑う。

ただでさえスマホに押されてコンソール機が落ち込んでいる時代に逆行するようなことをしてはダメだ。




噂: 「Project Scorpio」は現行Xbox Oneよりも4.5倍パワフル―フィル・スペンサー氏が言及 | ニコニコニュース
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