とても残念。じゃあ将来に向け、今後私はこう接していきたい。が書かれていないのが

声優業界が、アニメ業界がどうこうっていうのではなく、指摘されていることは
具体的なところこそ違うが、日本におけるすべての産業が同じ道を辿り至っていることは
火を見るよりも明らか。

林原めぐみさんは驚きと合点がいかないままもラジオに出演し、CDやコンサートにも出られている。
そこの整合性はどうやってとっていくつもりなのか?を尋ねてみたいものだ。
そこはやっぱりお金と名声を欲する自分がいたから、と説明を付け加えるつもりなのだろうか。


俺は、日本は同じ形、同じ手順を使わないとやっていけない民族だと考えている。
他国は業種が違ったら異なる手段を「必ず」使っている、というわけではないが、
日本のようなことはまずない。
その背景として俺が思っているのは「第二次世界大戦における大敗」があると思っている。
あれまでに日本人は天皇を神を祀り崇めていて、鬼畜米英と猛烈に批判していた。なのに
戦争に負けた日から神は天皇ではなくアメリカになってしまった。
アメリカかぶれ、という言葉がある。
右を見ても上を向いてもどこを見てもアメリカ、アメリカ、アメリカ万歳である。
そしてモノがなく、景気上昇だけを見つめさせてこられた。それが癖となり風習に成ってしまった。

今や四半期ごとに精査される評価、売り上げ。
神は天皇アメリカ→株主と移り変わった。株主の言うことは神の声。

こういう一辺倒な世界に本当にうんざり。


俺はいまの声優さんはもっともっともっと稼いで、儲けていいと思っている。
年収1億どころか10億くらい稼いでもいいと思っている。
故・永井一郎さんが故・東野英治郎氏が声優に対して
「外道の所業」と猛烈に批判したことに対して、痛烈に批判したことは有名で
ここのブログでも再三再四取り上げてきた。
俺はその悔しさを共感できるから、だったら1つの見せ方として莫大な利益を上げて
みんなが見上げるほどの収入を得ることがあると思っている。だから声優といえど
もっともっと収入を得るべきだと考えている。

林原さんは<出演アニメと声優本人を同時に見せることは、見る人に違和感を与える>と
考えてるように思えるが、
・俺は違うと思うし、
・それに違和感を感じて作品を見なくなる人はその程度の人だし
・製作者側はそれは誤差の範囲ととらえるべきだと考えるべきだし、
・アニメはアニメ、声優は声優と切り分けてみるべきだし、
・混同混在させたり世界観を崩すものだというのであればエンドロールに声優名を書き表示させるべきではないし、
って思い考えるね。
そこがさ、日本人の子供っぽさ幼稚さの一端を見るよね。
そんなこと言ったらじゃあクリスマスのサンタは?サンタはお父さん、お母さん、お爺ちゃんやおばあさんってことが後に分かったら夢潰すのか?夢潰したら本人は自殺したいと鬱になるとでもいうのか?
なのでむしろ林原さんの言っていることに対して強い違和感を感じるし、そう思ってるならCDやラジオに出るなんてするなよって言いたくもなる。

タイトルに書いたように、憂いる点があるって思うなら、林原さんほどの立ち位置にある人なら
憂いることがない声優界のご意見番や相談役として活躍していきたいです!って何故言えないんだろうって思うよ。もう50歳なんでしょ?だったら自分は何か今までの知識を使って世の中、声優界の糧になりたいって思って行動すべきだと思うんだよね。
でも林原さんは自分の家庭があるからとか理由を言ってやらないんでしょ。
物理的にできないことは分かるが、それはそれでどうなの?って正直思うよ。


今だからこそ語られる、林原めぐみの本音。90年代女性声優ブームの光と影 | ダ・ヴィンチニュース
 <http://ddnavi.com/news/301993/a/>