下心の安倍首相と、現場と、生徒との乖離


第2種情報処理技術者認定試験が始まったのが1969年。
2001年から基本情報技術者試験となり、定期的に試験内容も見直されている。
またシスアド試験(1994年開始)が2009年からITパスポートとなって始まっている。

つまり。経産省は昭和の時代からプログラミング力やパソコン知識は必要だと認識しながらも
教育現場には導入しなかった。または出来ずにいた。ということを公に認めたことになる。


今日ニコ動のトップサイトを見ると履歴書をPCで作れない人はダメ!採用しない!
というような書き込み記事があった。
PC買えない人はどうすんだよ!Excelしか知らずOpenOfficeや廉価版Office製品を知らない人
はどうすんだよ、金ない人にExcelは買えないぜ?って思ったんだけどね。

重要だ必要だと言いながらも学校での現在のパソコン授業は本当に趣味というか
戯言レベルで失笑してしまうレベルしか教えてない(と思う)
なのに、いきなりプログラミング!とか頭おかしいとしか思えない。
んで、
PCスキルを求めるなら履歴書を書かせるというのはアリだと思うが、PCスキルがない奴は
ダメだという言い方、考え方はどうかと思う。

OpenOfficeでもいい。表計算の使い方を学ばさせて、できればごくごく簡単なマクロを
組ませる所までやらせるべき。
その先はPG部など部活で学べる環境さえあればいいと思う。
また授業後に各学校の生徒が集まれるプログラミング学校?みたいなのを自治体の教育委員会
用意しておくのも手だと思う。


何が言いたいかというと、国家資格の第2種が始まって46年以上経とうとしているのに、
PCが個人に広まっていった1985年を超えてITバブルをも経て、なんで今頃プログラミング授業する!
とか頭おかしいだろ!本当はやる気ねーだろ?ってこと。

英語の授業と一緒で、やってます、だけで終わりそうな気がしてならない。
授業の補填のために高い授業料を払って塾に行かせるという中途半端なことをやってるから
どんどん海外勢に追い抜かされるだけなんだと思うよ。







小中学校でプログラミング教育必修化、安倍首相が方針 - エキサイトニュース
 <http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20160420/Tbs_news_57650.html>

パソコンを使えない新入社員が増えている!? それなら履歴書をパソコンで作らせればいい、というアイディアが話題 | ニコニコニュース
 <http://news.nicovideo.jp/watch/nw2153336?news_ref=nicotop_topics_topic>

基本情報技術者試験 - Wikipedia
 <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%8A%80%E8%A1%93%E8%80%85%E8%A9%A6%E9%A8%93>