戦争の時にこんなことで騒いでる奴らのほうがバカだろ

 太平洋戦争末期、帝国海軍士官のあいだで「世界の三バカ」という言葉が流行しました。「三バカ」とはエジプトのピラミッド、中国の万里の長城、日本の戦艦「大和」のこと。それらが金と労力ばかり必要で、大きな図体をしながら役に立たないことを揶揄する言葉です。
戦艦大和は確かに戦地に行って米軍に蜂の巣にされて終わったが、
ピラミッドも万里の長城もその国の大きな観光資源になっている。

で、この記事のダメなところはじゃあなんで新幹線がバカ扱いされたかの理由まで
ちゃんと取材してないこと。建設費だけで元が取れないと思われてたからということは
書かれているが、そこへ至る経緯、思いまで書くべき。


今や更に高速に走るリニア中央新幹線の建設が始まっている。
日本は南北に長いもののそれでも欧米と比べて狭い。だから飛行機を使うほどの距離間がない。
鉄道だから安全というわけではないし騒音による被害影響範囲は広い。それでも作るのは
日本という島国だから活かせられる高速鉄道だったから今の成功があるんだと思う。

今となってはだが新幹線のミスは複々線にしなかったこと。今は平日日中でも混雑するくらい。
東京駅のホームこそ大きいがそれまでの線路が2車線しかない。だから新幹線がこれ以上便数を
増やすことできず、結果的に第二新幹線を作るならリニアだろうってことになった。
もし複々線やそれ以上の車線数があったらリニアはなかっただろうけれど。



新幹線は「世界四バカ」 根強かった不要論 | 乗りものニュース
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