売ることを露骨に表現し過ぎるようになった嫌いが濃いTV

批判され続けてもTVは日常的なエンターテイメントの中ではスポンサーから得る資金は
ネット番組のそれより多く、視聴者数も多い。
保守的な人が海外と比べて多い日本ではネット番組がTV番組を超えるのは10年経っても
無理だろうと思う。

番組を見てないので記事に書かれている範囲内でしか語れないが、
TV批判している人に対して批判で返しているだけで、TVに出演している自分たちは
だからどうしなければならないと、前向きな発言に移ってないのが救いようがない感じがした。

タイトルに書いた通りTVは2000年ごろから売ることを露骨に表現し過ぎるようになった。
ゲームのアイドルマスターのファンは「課金アイテムはいいが、バンダイナムコは露骨すぎる」
と批判している言葉を聞いたことがあるがそれに似ている。
どう露骨?控えめにやるにはどうすればいい?と代替案はでていないが、アイマスに関して言えば
XBOX360で毎月のように大量の課金アイテムを出し続けていたことが悪い印象になったのではと
個人的には思っている。


俺が考える理想のTV番組は、コンテンツを売ることである。
今のTV番組はスポンサーの広告を見てもらうためのオマケにしかなっていない。
ある記事で萩本欽一氏が「今も昔もそんなに変わってない」と昨今のTV番組について評していたが
昔は無邪気に番組を作っていたように感じる。
もう1つは、スポンサーと視聴率を意識し過ぎるがゆえにパターンがテンプレート化していることだ。
もちろん番組ごとに内容こそ違うが、同じテンポ、同じメロディーが流れているという印象がある。

TV局はもっとコンテンツを売るという考え方、ビジネスモデルについて考えるべきだ。
スポンサーとの契約上、自由に売買できない縛りがあるのかもしれないが、
コンテンツは商品だという意識を今以上にもっと持たないと今後厳しいと思う。
NHKはオンデマンドで有料再放送(タイムシフト)があるが、民放は昨年末から「TVer」を
立ち上げてやってはいるものの試験的な運用になっていて見やすさとしてはイマイチ。


今はそれぞれがそれぞれの自由なライフスタイルで活動している。
だから深夜でないとテレビが見れない人もいるし、早朝しか自由な時間がない人もいる。
更にネットにスマホゲームにtwitter、LINEで色々忙しい。TVは今の人たちに合わないスタイルに
なっているのがテレビ離れを加速している要因だ。
それを知ってテレビ局側が柔軟なスタイルを打ち出せていないのが現状。

批判に対して批判を返していてはいつまで経っても解決はしないばかりか、より離れを加速するだけ。



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 <http://news.nicovideo.jp/watch/nw2003589?news_ref=nicotop_topics_rank>
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