Ustの凋落は見えていた

ニコ動、ドワンゴを称賛する記事にも見えるが、ドワンゴ(現KADOKAWA)は独自番組を作っているとは言っても
素人のゲーム配信者を格安で大量に雇って24時間配信するとか、水族館やペット喫茶店
カメラ配置して中継したりといったものが中心。
正確なことは分からないが人気声優やタレントが出てやっている番組はスポンサー側との折半で
やっているのだろうと思う。もちろんセットは会議室の机とホワイトボードだけという質素なもの。

Ustの悪い点は、記事にもあるが検索性能が低いこと、見たい番組がトップにないことなど
不便性がたかかった。
また2~3年ほど前からUstを櫓にしていた著名なユーザーがこぞってニコ生に引っ越してきたこともある。
これではUstを見たいと思う人は減っていって当然である。


サービスそのものは継続していくと思うが、特に日本においては独自UI、UXを作らないと厳しいと思う。
もう1つYoutubeLIVEのほうも、日本をマーケットとするなら日本人が好む形にしないと
ユーザーは増えないと思う。

ただそうなるとじゃあ日本のストリーミング配信はニコ動・ニコ生だけか?ってなるのは、個人的に
歓迎する形ではない。もっとニコ動、ドワンゴに喧嘩売れる事業がでてこないと切磋琢磨なく
川上氏がさらに逆上せてしまうと思うからだ。
とはいえニコ生と同じシステムを組むとなれば数十億はかかるだろう。それだけの資金をもっていて
継続的にやって行こうと思っている企業がほかにどれだけいるか。

ドワンゴKADOKAWAの思うつぼにさせないようにすべきだと思う。

Ustream」日本法人撤退へ…なぜ失敗したのか - ライブドアニュース
<http://news.livedoor.com/article/detail/10910182/>