アニメのオワコンではなく、個別タイトルの廃りが速くなることを指摘しているだけ

まあそれで回っているのだから、スポンサーも製作サイドも同意のもとだよね。
別に最初から4クール1年続けようと続けても途中で中折れしちゃってダメになったら
元も子もないし利益もあがらないわけだから。

そもそも1クール1シーズンとしたのは製作側、スポンサー側ともに負荷を減らすのが目的だから
DVD、BDを売りきったらそれで営業は終わりでしょ。っていうかそういうシステムにしてるんじゃないの?

例えばその年の営業利益10億という目標があってそれを満たせれば
個別タイトルがどうなろうが知ったことではないよね。その企業にとってはさ。
いまのアニメの作りは、長く続けて長く付いてくれるファン、顧客を得ることが目的になって無い。
だから公野氏がいっているこが、よくわからん。

たとえば「ゆるゆり」は3期目をやってる。もちろん一迅社で原作が続いているってのはあるけど
本当に力のある作品はこうやってアニメが3期も続くし、コンサートだってやるし。
まどマギなんて劇場版やゲームはあるけど、いまのところ続編もなく1期分しかやってないけど
いまだに人気あるよね。支持層おおいよね。
ってことは作品にパワーあれば続くってことじゃないの。

公野氏がどういう形が見る側も製作側もスポンサー側も幸せなのかってのを、具体的に語らないと。
ニュアンス的な言い方をして逃げたような言い方したらダメでしょ。

追記
「制作会社が1番リスクの高い流通システム」
「オンエア期間の短期化による1クール(3か月)作品の増加
「制作本数の増加に対応できる大手制作会社が優先して受託」
「定額で受託する会社の増加。結果的にスタッフ数も増加し悪循環」
「声優のギャラの増大による映像制作費の圧縮」
「ビデオソフトの売り上げ減
「原作者・クリエーター・声優の権利増大
この辺は、声優のギャラ増は望まれてたところに来たってだけで、故永井一郎さんが語った年収144万円から脱却できたことは喜ばしいことと捉えるべきで批判をするのはおかしい。

原作者らの権利増大も、そもそも権利あってない有名無実が解消しつつあることも喜ばしいこと。なのにそこに批判の的にするのも、これも非常におかしい話。

声優の地位向上、ギャラ向上、制作者の権利向上はアニメ界として目指していたことなので、何も悪くないどころかいいこと尽くめにしか思わない。それを批判するというのはお角違い過ぎる。

1クール化は上述のとおり製作側とスポンサー側の同意のもとで決まったことなので、
今のシステムを変えなければどうにもならない。

つまり製作会社に負担がかかっていて解消しないと赤字になって倒産しちゃうよってことを言いたいのかな?
だったらそうならないように中抜きが少ない自社タイトルをつくって利益あげるしかないよね。
あと海外向けタイトルを作ることも必要だよね。
そういう経営面での努力もなしにアレ無いコレ無い話してもしょうがないと思うんだが。
アニメが発端なら、そこからスマホゲーやブラウザゲー、DVDやBD、フィギュアなどマルチ展開。
ニコ動・ニコ生で独自番組を放送するとかさ。やりようは幾らでもある。
そういうマーケティングやプロモーションをやってかないと稼げはしないよ。
昨日今日始めたばかりのアニメ製作会社はせいぜい大手の下請け以上にはならないよ。
人気声優が無理なら専門学校から出たばかりの新人声優を雇ってやるとかさ。なんで知恵しぼらないの?
知恵しぼらずに稼ごうと思っている方がおかしいでしょ?w

ロングラン、ロングテールできたから成功した、大儲けできると思っているならそれは違う。
ロングテールでも稼げてないところはいくらでもある。

もっと大局を見ないとダメだよ。


アニメ界で危惧される「オワコン化」リスク回避のための制作本数増加が原因か? | ニコニコニュース
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