そういわざるを得無いXBOXONE

記事としてはこういう締め方をするしか無いのだろうなと思う。
ただ記事を読み返しても、XBOXONEの日本国内展開において、また9月のTGS出展を見送る様子から
本当にテコ入れしている様子は伺え無い。

昨日書いたが、VGCharz、日本のメディアクリエイト社調べでは週150~200台しか売れて無い。
年間だと1万台売れるかどうかのレベルだ。それが急に10倍以上に跳ね上がるとは思え無い。

XBOX360のときは、デッドオアアライブ4、ブルードラゴンアイドルマスター2、テイルズオブヴェスペリアといった日本向けタイトルが年1くらいであった。これにHalo、Gears of Warシリーズがあったおかげて156万台まで伸ばせた。初代XBOXの3倍ほどにまで伸びた。
しかしXBOXONEは、 先にmagesのカオスチャイルドサイコパスミステリートFが発売、後続は稲船氏のReCore、神谷氏のSCALEBOUNDのTPSアクションが控えている。しかしナンバリングタイトルは控えて無い。
日本ではナンバリングタイトルを持ってこないと売れないということは、PS1の時に実証済みでXBOX360でも実感しているはず。なのに独自タイトルに注力するというのがイマイチわから無い。

というか多分、バンダイナムコセガXBOXでは売れないことを熟知しているので開発費100%負担してくれるとしても利益が上がらないのに手を出したくないというのが本音だと思う。
だから日本のメーカーがソッポを向くなら独自タイトルを出すしかない。と考えたのではないだろうか。

アイマスは完全にPS、VITAに移ってしまった。ラブライブXBOXに来るとは思えない。
もちろん妖怪ウォッチが来るとも思えない。日本人のライトユーザー層もオタク層も囲えないとなると
かなり難しい事情になる。
Windowsにも対応といっても低スペックPCでやれるものを作るはずはなく、ライトユーザー層を
囲えるほどの影響力もない。

本当に独自路線で日本の販売台数を伸ばしたいのなら、MSKKが、電撃・サンライズランティスが長年かけてラブライブを育てたように、日本人が熱中できるコンテンツを年月かけて育てるしかない。
ラブライブだって最初は成功するか否かわからないながらも邁進してたのだから、保証なんてない。

以前にも言ったと思うが、背水の陣になったときこそ、どう価値観を変えるかが評価ポイント。
いい開き直りができなければ、はっきり言う、日本からXBOX事業を撤退させたほうがいい。


新社長就任で日本のXbox事業はどう変わる? 日本マイクロソフトの平野拓也氏が社長就任と新年度経営方針を説明 - 4Gamer.net
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