FF7などに続いて聖剣伝説も。30~40代取り込みに必死

こんなに固めて出してくる、発売日こそ半年~1年くらい間をおいて発売するだろうけど、
新作やナンバリングが出せなくなってきている、けっこう切羽詰まった感を感じる。

スクウェアに勢いがあった時期のタイトルのHDリメイクを出すということは
言うなれば秘蔵っ子を出すようなもの、奥の手、18番を出してくるってことだから
かなりピンチな状態だと思っていい。

FF7聖剣伝説は後に出すタイトルを売り込むためのもの、つなぎだってことならいいけど
過去の例からしてそういうことはない。

FFの生みの親、坂口氏は経営不振を理由にスクウェアを断たれて起業しミストウォーカーを興した。
当時の他のメンツもどこかに行っているか、元々スクウェア社員じゃなかった方。
10年ぶりに桑田佳祐がサザンで曲だすよ~的な盛り上がりは作れないわけだ。


先日のニコ生の「セガなま」で名越氏が
「E3でシェンムー出すとは知らなかった」「バイナリードメインはもっと売れてもいい作品だった」
と回顧している発言がでてた。
バイナリードメインは2012年2月に発売した名越氏の部下が作った新規IP。
売上は北米15万本、EU12万本、日本16万本、その他の国を含めて全世界47万本。
これは結構ひどい結果といえる。(PS3XBOX360合計本数)

ちなみに龍が如くの売上は、1=80万、2=109万、3=110万、4=93万、5=59万、
Of TheEND=59万、維新=40万、ZERO=32万となっている。(VGCharz調べ)

バイナリードメインに触れた際、「売れないには理由が必ずある」と語っていたが、
もう3年も経っているのにどうして売れなかったかの理由が見えてないということでもある。
理由がわかっているなら悔しいという言葉はでて来ないはずだからだ。

俺個人的に思うのは、やっぱり日本のゲームメーカーは日本国内のセールスを気にしすぎて
難易度を下げすぎているのと、どこかメルヘンチックな作りになっていること。

Devil May Cry(1作目)は世界300万本で、北米比率が約45%と高い。
とことんハードでやり込み要素を入れ、それなりに欧米人の心を掴めたのが成功した理由だと
俺は見ている。その後に神谷氏監督作で発売したビューティブル・ジョー、大神も、内容こそ
ファンタジーだが内容はけっこうハードな内容になっている。

俺のような年代のものは、どうしても嫌な時代のアメリカ製ゲームを想像してしまうトラウマが
あるが、もう今はそんなことはない。日本人でも行っときと比べて欧米タイトルの人気は
FFやドラクエを超えるくらいの勢い、人気がある。
だから自分の殻を脱げば、いいところに届く十も追うのだが。


伝説の原点が甦る── 初代『聖剣伝説』が再び制作決定! | ニコニコニュース
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