シェンムー3、SCEからの開発費援助を認める

他の記事と同じだろうと思ってたので読んでなかった。
取材に対し「開発資金はSCEを含め複数社から提供がある」とし、不足分を補うために
kickstarterを使ったと語っている。
(他の記事ではkickstarterのみのような語り方になっているが、その辺は寛容にw)

SCEら企業からどれくらいの資金提供があったかは定かにされてないが、少なくとも5億円分くらいは集まっていると思われる。
なぜ5億かというとkickstarterで不足分を集めると発言しており、シェンムー1が50億、2が20億で過去作と同じボリュームにすると最低15億はかかると見積もれる。既に集まった3億と合わせても8億円で10億に2億足らず、フルスペックで作る場合は7億円足らない。
当然ネイロ社だけで開発できるわけはなく、アサシンクリードは最大時300名体制になるとUBIは語っているので総勢100名以上の開発体制が必要で全てにおいてリソース不足。
本当に2017年末に発売できるのか不安な面が残っている。

たぶん7月17日のkickstarter締め切り後にゲーム雑誌各社が改めてインタビューをするだろうから、その時に追加情報がでてくるだろうから、より詳細な情報がでてくるだろう。


前にも書いたが次の点が気になる。
セガとの関係はどうなるのか?
・レーベルはどこから出すことになるのか?
・発売までの展開

あとWikipedia記事によると米国特許商標庁のシェンムー登録が2014年2月に消えていることだ。(Game*SparkへのDOG COMIC投稿)
商標を削除して1年4ヶ月後にシェンムー3を発表というのはどういうことだろうか。セガは自社での開発、販売を完全に諦めてYsNetかSCEに売り払ったのか?それなら改めてシェンムーが登録されていてもおかしくはない。というか早めに登録しないとドメインと同じ先願主義なので同名で売れなくなる。

Wikipediaの情報が正しいとして、
2004年のシェンムーオンラインは韓国でクローズドβを行ったことを除いて正式サービスインできなかった。結局3年もかけた努力が水の泡になった。
再起をかけてDeNAで2010年にシェンムー街を始めたが約1年強で終わっている。だから2011年から今年の4年の間に鈴木裕氏に何があったのか知りたい。


ゲームWatch記事にリンクあった「放心状態の人」「取り乱す人」を見たのだが、売れないと言われてたゲーム機ドリームキャストで出てたゲームなのに、海外でもシェンムーやってた方が本当にいたんだと実感できた。取り乱す人(GameTrailersのMC陣)は見てて涙が出た。


6/21現在、$3.4Mまで集まっているのでマルチlanguage対応(日米独仏スペイン伊)と好感度システムの採用が決まっている。
$3.5M「スキルツリーシステム」までもう一歩だ。

以前ここで俺が「1、2知らない人はどうするんだよ」とボヤいたが、「3」本編にダイジェスト版を載せるようだ。ゲームとしてなのか動画としてなのかは分からないが、初めてでもわかるように配慮してくれる点は嬉しい。

$4Mでマップ追加だが、これは本作が発売されてから有料DLCで売っても良いんじゃないのかなと。CoDやBFだってそうだし。

ストレッチゴールで分かったことがいくつかある。
・1言語に製作費1000万円かかるということ。
・1システム追加に製作費2000万円かかるということ。
もちろんkickstarter側に払う手数料込みだろうから実際の開発費用はもっと下だと思うが、
ゲーム開発費の仕組みを知らなかった者にとって驚きの情報だ。

ちなみに残るストレッチゴールは次の5つ。5M超えそうになったらまた追加されると思うが。
$4M、追加マップ+ミニゲーム5つ
$4.2M、追加マップ+侵入ミッション
$4.4M、追加マップ+追加クエス
$4.6M、追加マップ+バトルイベント
$5M、追加マップ+キャラメイク


ゴール達成は通過点! 「シェンムーIII」鈴木裕氏インタビュー - GAME Watch
 <http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20150619_707899.html?ref=pick&utm_content=pc-top&utm_campaign=pick&utm_source=game.watch.impress.co.jp&utm_medium=content-text>

Shenmue 3 Reveal reaction (GameTrailers Live) - YouTube
 <https://www.youtube.com/watch?v=aLRWL0s0l10&feature=youtu.be>