Thunderbolt3に見るMacの将来

4Kを2画面分もてるということは、8K1画面も可能ってこと?
と考えると、ThunderboltはがHDMI 2.0とどうやって共存共栄
していくのだろう。HDMI2.0はAV特化しThunderbolt3は
通信に特化していくというイメージだろうか。

USB3 type-Cとコネクタが共通化されることから、これって
iMacMac Proの将来像が見えて来た。

MacBook Proは17インチ版の最上位にはThunderbolt3を
 搭載する可能性は高く、それ以外のMacBookでも下位互換、
 パッシブモードを使ってデータ送受信ができるようにするだろう。

つまり。USB type-Cコネクタ以外は考えません。
っていうAppleの思惑が見え隠れする。
だってThunderboltで4K、8Kが出力でき、イーサネットにも
対応できるとなれば、ハブさえあれば
「1コネクタで十二分。Macならね・・・」
と言う見出しを作れるわけだ。


Thunderbolt2は最近の自作用マーザーボードに搭載されるように
なってきているので、Windowsユーザーにも徐々に広がっている。
USBとコネクタ共通化で敷居が下がるだろうから、ハイエンド志向
の方には違和感なく取り入れられるだろう。

まだ2015年版のMacBook Proが発表されてないが、少なくとも
2016年版MacBook Pro最上位やiMacMac Pro
Thunderbolt3が搭載されるのは目に見える。
コネクタ数を減らせばその分筐体を小さくできることは確かで
小型化を意識しているAppleなら取り入れない理由はない。

これはWindows機にも言えることで、最上位ノートPCには
Thunderbolt3を搭載する可能性は高い。当然ゲーミングノートPC
にも搭載してくるだろう。

ただ懸念がある。それは発熱だ。
4K画面にLANにファイル通信にと使えばThunderbolt3のチップ
発熱はかなりのものになると予想される。
 CPU、GPUで相当の発熱があるのにこれにコントローラーチップ
までも高い発熱がとなるとエアフローや冷却方法を熟考しなければ
ならなくなる。こうなると全部水冷式にしないととてもじゃないが
やっていけなくなる可能性もある。

記事によるとThunderbolt3は廉価版製品はでないとある。
数万円ってことはないだろうが1万円くらいはしそうだ。
オンボート実装のMBも通常盤より1~2万円は高くなるだろう。
それでも4K、8Kを体感したいなら選択肢はなさそうだ。


Appleが新MacBookにtype-Cを載せた理由がThunderbolt3から
伺い知ることができたように思う。
もしかすると他のMacBook ProAiriMacも1コネクタにして
しまう可能性が無きにしも非ずで、その可能性がより高まった
機がする。(妄想の範疇でしかないがw)



COMPUTEX TAIPEI 2015:Intelが「Thunderbolt 3」を発表――USB 3.1 Type-Cとの共存で延命へ【詳報】 (1/3) - ITmedia PC USER
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