とはいえ、仕事の取捨選択は難しい

子連れ狼の原作者である小池一夫氏が
「週に6本も担当してたときは、眠くなると灯したマッチを手の甲に置いて眠気を飛ばしてた。顔洗う、お菓子を食べるといっているレベルの人は甘い」と語っていた。
人気作家となると不眠不休で仕事をやるのだろうなと。

紹介記事で榎本氏が、仕事を選んでいてはダメだといった感じのことを話されているが、それこそ1本で10万20万取れるような人なら声優のみやればいいと思う。
ジュニアランクなら3年間は1本1.5万円だから、月20万稼ごうと思えば13本出演、週1アニメレギュラーを3本取る必要があるため現実的ではない。だからイベントや営業をやることに抵抗感があると月収1万円では生活どころか生きていくことも出来ない。

営業ばかりだとモチベーション下がるから、自分がやりたいことは必ずすべきだと思う。俺の考えは
10本の仕事があったら自分がやりたい仕事は2本までに抑える。言い方を変えると8本の仕事を耐えて頑張ればれば、やりたい仕事2本できるわけだ。


好きなことだけ出来る人って限られていて、たぶんそういう人は全体の2~3%しかいないと思う。
本当に実力があって、誰にも負けない秀でた天賦の才能の持ち主だけだと思う。それが幸せかどうかは別にして

今の声優、特に20代の声優ってアイドル性を求められるからアニメで演技をしたいんだ!と思っている人には本当につらいだろうね。

それから外見は重要だよね。
演技できればそれでいいっていう世界ではない。ブサイクならトーク力があるとか補う力がないと無理だよね。

昔のような舞台俳優が副職としてやる仕事じゃなくなった。
声優タレントとして確立してしまった以上、貪欲にやれないと食っていけないよ。



「新人で歌やイベントがNGなら仕事が難しい」変わりゆく声優の現状をプロが真剣討論 - エキレビ!(1/3)
< http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150511/E1431274079675.html >