解雇にしか目を向けない企業という悪

まず「働かない」とはどういう観点で言っているのか。
大卒新卒採用者の場合と中途採用者の場合では違うだろう。また中途採用でも採用が労働者側と経営側では違って然るべき。
「働かない」を、ノルマ未達率が高い人のことを指すのであれば、ノルマはどう判断するか明示すべきだ。

解雇された人の生きる権利まで剥ぎ取る必要は無い。その為の受け皿がない現状で強権発動は不快。

それから一番問題視したいのは、そもそも経営陣がミスで業績下落や労働者を解雇することに対して
なんら経営者は責任を取らずに解雇されないことが多い。ここの不公平感は年々積もる。


オリックスが自社社員に対して厳しいノルマを要求し、ノルマ未達者を解雇するのは勝手だ。
しかしそれを世間一般のルールとして定めようとしているのなら、極めて不快。自分の価値観を押し付けている身勝手極まりない行為にしか思えない。


グローバル社会なのにいまだに世界を狙いに行こうとせず、労働者の賃金が高いからというなら
実務部隊を中華に置いたっていいのにそれもやらない。
結局、私利私欲だけの経営者だという印象しか持てない。

あと。オリックスにはそんなに働かない人がおおいのか?とさえ感じる。
というか働かない人を働く人にしようとはしないのか?OJTは当然のことながら様々な教育をやったのに
全て本人が努力しようとしなかったというなら、現法で解雇できるはずでは。


労働者の責任は逃れられないにしても経営者側の問題も多いのが、日本が育たない原因の1つと思う。


「働かない正社員」をクビにできる世の中に――オリックス元会長の意見をどう見る? (弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
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