うんまあねえw

というかドワンゴや川上氏らがどう考え、どう結論をだして、何を実行していくかってあんまり興味ないんだよねw
川上氏が一貫して言っているのは「最終目的は定めない」ってことだと思ってるんだけど、
今回の講演もそれに近かった内容だったと思う。

途中からしか見てないので前半はわからないんだけど、
ネット民、ねとうよはこんな人たちですよーっていうレポートがあって、だから彼らをどうしたいとか、懲らしめたいとかっていう話は特にない。主張したいというよりも市場調査結果の発表だったって感じ。

ただ記憶に残りそうなのは質問で
「批判的な発言をしてるネット民たちの住処を作って今も存続させている理由は?」
という質問に対して
アラブの春を起さないため」と、コメントにもあったがガス抜きさせる場としてあった方が良いという考え方だということが分かったことかな。
人が生活する上でゴミはでる。ゴミ箱とゴミ回収車とゴミ焼却場は必要だから、俺はそれをやってるだけ。っていう。
あとこれに結び付けられそうなものとして、
「趣味を仕事にするべきじゃない。仕事は生活するために行うことだから」という持論。
ただニコ動でユーザーに還元しているシステムをしていることを指しているのだろうけど
「ネットにしか住めない人を生きさせるためのシステムであれば意義がある」という話もこれまで通り一貫した主張だと思う。


ここ最近、ゆるい社会システムの話が度々目にしているのだが、つまり働きたい人が働けば良く、働きたくない人は働かなくて良いという話だ。
そこには不公平感があるのだが、それを許容する社会が必要なのでは。ということ。

俺が好きなスタートレックの世界、地球はそういう設定になっていて、というか通貨システムがない。
生きることに対しては平等であるという考え方だ。

ただそうなると寝食忘れて勉強し仕事している人と、一日中寝て食ってゲームしてる人が同じ給料を毎月もらってたら前者に当てはまる人の不満は大きいよね。それをなにで吸収するんだろうって。


ロボットやパソコンが人の仕事(給料)を取っていくっていう話。
ムーアーの法則はいまだに活きてるからね。向こう10年はずっとそうなるだろうと思う。
量子コンピューターはそのうち現実化してくるだろうから、今の10倍100倍の能力をもったコンピューター1台が100人1000人分の仕事をやってしまう時代にはなるとは思うけどね。でもそういう話って戦後からずっと言われ続けていることなんだけどさ。
つまり本当なら仕事がもっとコンピューターに置き換わっていてもおかしくないと思うんだよね。
それからコンピューターが人の歴史を終わらせるっていう話だけど、それはない。
そう思うのはコンピューターは製品・商品を商品しないから。
作ることに関しては50年の匠さえも越える能力であっても、作った商品を消費することは出来ない。
そこがクリアされない限りコンピューターが人の職を奪う事はあっても、人の歴史を終わらせることは出来ない。
いずれにしても、あと30~50億年経てば嫌でも地球は無くなるのでw


俺の印象でいうと、川上氏は仕事して稼いでそれで自分の好きなことして楽しむっていうのが考え方なんだろうけど、まあどうみても今は遊ぶ時間さえもないって感じだよね。

俺は自分が描いている建物をつくりたくてやってるだけかな。だから趣味を仕事にしているよね。
好きなことでしか仕事がしたくないっていうか、単に他の仕事は嫌だからやりたくないっていうだけかなw

別にドワンゴニワンゴで働きたいとは思わないし、そりゃ惚れ惚れするような技術者の方がいるだろうけど
それは個人同士のことであって、職場にしたいとは思わない。
イクラの開発者が自ら立てた会社から退いたけど、彼と同じくずっと自分の好きなことに携わり続けたい
だけかな。効率とか売上げとかに縛られて自分の好きなことが出来ないのは苦痛でしかないかな。

そりゃ恋人がいて、友達もたくさんいて、っていうのは嬉しいことかもしれないけど、
そういう世界にずっと生きてきたわけじゃないから、いまからそうなります!といわれても
逆になにもできないよ。なにもできなくてごめんよとしか。

川上氏は何かを伝えて、主張して、みんなにやってもらって良くしたいという考えは特にないんじゃないかな。
人生は楽しもうよっていうことを言いたいだけのように感じる。誰も苦しむために人生やってないけどさw








川上量生講演】第56回京都大学11月祭生中継 - 2014/11/22 13:00開始 - ニコニコ生放送
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