創りたいものが作るものであるべき

先日のセガ・名越氏の発言に対する意見のつづき

タイトルとおりなんだけどさ
基本は売れそうなものを作るのではなく、創りたいものを作るべき。

で、
セールという観点でいえばプロは創りたいものをどうやって売れるように調理するか?だと思うんだよね。
つまりどういう演出ができるか?だと。

ニコ生とか見て思うのは、どうしてピシッとしてないのか?っていうと、リアリティや緊迫感は感じるんだけど
やっぱTV番組は編集されているから。だからダラダラ感がない。
これは何と何をトレードオフするのか?ってことなんだと思うんだ。

TVの初期はそれこそニコ生のように何でもリアルタイムで放送してた。
いまは放送機材、収録機材が当時より安価になり、コンテンツとして締りのある内容にすることを優先した。
タレントらの拘束時間も融通がきくようになったし、いろいろメリットがあったから。
その代わりに造られたコンテンツになり過ぎた。まるでマネキンのようにさ。


時代に合わすというコンテンツは有っていいと思う。でもそれは業界が踊り場に安住してしまうっていうことでもある。
ゲームは商売だよ。だけどゲームっていうなれば脂身だから、生活のクッションだから。
楽しいと思えるものが減れば減るほど、だったらスマホでいいよね、しかも値段数百円だしってなるよ。


ここで言ったことあると思うけど、10作品のうち8個までは売れる製品を作ったら、残り2個は冒険的な、
野心的なタイトルを作るべきだし、企業は本人に還元する上でも自由につくらせてあげるべきだよ。
それが会社ってもんじゃないのかなと。

今はギスギスしてる感じがするよね。