裁判で精神的に追い込まれた片山被告

決して短くは無い拘留、度々の裁判。片山被告の精神はかなり追い込まれていたのだろう。

これは検察側の稚拙な捜査、不十分な証拠取りがあって、このままいけば裁判上は無罪という判断がされるだろうという見かたが支配的だった。
ウイルスを作れるほどの知能をもっておりながら、IT分野にはそこそこ明るいはずなのに、まるでパソコンに触れたこともない人のような粗雑な行動。

これはもう私を捕まえてくれと言わんばかりである。
つまりそこまで精神的に追い込まれ、正常な判断・思考を持てなくなっていたのだろう。


ただ片山被告が本当にウイルス犯であるなら、片山被告は事の経緯すべてについて理解できない行動であっても、時系列に沿って矛盾のない説明ができることが必須条件だ。

一部に片山被告が犯人じゃないといってる人はおかしい!とネット上でコメントしている人は散見する。
ただ検察側のあまりに稚拙な捜査などについてはツッコミどころ満載であることは事実で、看過することはできない。
被害に遭われた方には失礼ではあるが、私にとって片山被告のことはどうでもよく、それより検察の行動には非常に不満をいだく内容だった。だから検察側に赤っ恥をかかせたかったという気持ちが強かった。


自分が犯人だと告白した以上、弁護団、法廷の場でしっかり、全て、1つ残らず、そして矛盾のない説明を、片山被告は行うべきだ。
確かに片山被告が犯人だとなれば、何年の懲役になるかわからないが刑務所で自身がおこしたことを十分反省をし、少なくとも再びIT業界には戻ってきて欲しくない。




遠隔操作事件 片山被告「私が真犯人」と認める NHKニュース
< http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140520/t10014570351000.html >

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