プログラミングを学べば。日米の格差もここに。

大企業寄りになればなるほど、土方仕事になっているのを感じる。

日本の政府や企業は、より解雇しやすいシステムを、どうにか人心を欺いて構築しようとしている。

米国でのプログラマーらに対するハードルは日本のそれより極めて高い。
且つ環境も日本のものより遥かに優れていて、恵まれている。


日本は自分たちにとって良いところだけ取って教育しようとはしない。だって教育ほど金がかかり且つ無駄に終わる投資であることが多いから。でも米国はそれでも教育をやりつづけようとしている。この違いだ。
自社の正社員を教育するのは、覚えがよく理解力が早くて高い人だけを選抜して採用しているから。つまり教育しても無駄が最小限なので効率がよいからだ。

最近は見直されきている部分もあるが、PG35歳定年説だ。米国にこういう考えがあるとは聞いたことが無い。
35歳を超えると上流工程(設計やPJ監督)に移る人が増える。でもそうしないと会社は新人を取ることができないし、定年退職してゆく先輩たちの空いた席を埋めれなくなる。

とここで疑問に思って欲しい。なんで年功序列で仕事やってんだ?と。

適材適所という言葉がある。
50歳でも腕の立つ人はPG職のままでいいと思うし、全体像を掴むことが得意な人は最初から設計職でもいいと思う。なのに日本は、いまだに本人年齢とPG→SE→PM→GMという流れが合ってないとダメというバカな考えか確か持たない。頭が固いのだろうなと思う。
それと仕事は役所か大企業の仕事を言われたとおりやってればいいとしか考えないところだ。
自分たちで自分たちの製品を作ろう。そういうことを考えないのだろう。


プログラミングを学ぶことは確かに有益なことだと俺も思う。
しかしプログラミングを学んでどういった製品を作り上げる力を持てたかが重要なのであって、
製品を作り上げる力は独学で何とかできる部分はあるが、実はチームの中でのコミュニケーション力だったり
客の説得の仕方であったりも学んで評価されないと、意味が無い。

俺はアメリカで仕事したことはないから実際のところは分らない。
だけど教育の面でも、仕事の面でも、日米の考え方にはあまりに大きな隔たりがあるように感じる。

つまり日本においてはプログラミングを学んでも生涯仕事に困ることがある。という言い方しかできない。


Facebook元役員「プログラミングを学ぶのなら、生涯仕事に困らないことを私が保証しよう。」 | Leading&Company
<http://lrandcom.com/facebook_former_executive_learning_programming_guarantee_life_time_work>