異例の前倒し公表。アップルの焦りが露呈。

先日6月11日にWWDC(米Appleの発表会)で、iPhone5Sを発表できなかった。(しなかった)
iOS7や次期MacPRO、Macbook Airの発表こそあったが5Sの発表を見送った。
WWDC直後こそ株価は上がっていったが、その後Appleの株価は20ドルほど下がった。

いつもは初夏に発表していたiPhone新機種を見送ったことは、俺自身はそれほどマイナス評価にしてなかったが
市場はそうではなかったようだ。

Appleは次期製品を前倒しで公表することは基本的に無い。しかし今回のニュースで「Appleが」と明記されていることから、異例中の異例だと言って過言ではないと思う。
発表したMacPROはモックアップ写真と「年末発売予定」と示しただけで、事実上ティザーでしかなかった。
iOS7発表しか注目記事がなかったWWDCは、フルスイング空振りだったといえるのではないか。だから株価が下がり、Appleの焦りが今日露呈してしまったのではないだろうか。と考える。


俺はiPhoneは、2年に1度のメジャーアップの間にマイナーアップ(S系)という更新はむしろ早いペースだとさえ思っていた。というのはこれだけ回転が速いと、インパクトのあるトピックが打て難くなる。そうすると客が減る原因を自ら作ってしまうのでは?と思うからだ。
メジャーアップは3~4年に1度、その間に「S」や類するマイナーアップを挟んでいけば良いと思う。アイデアは湯水のように沸いて出たとしても、人が飛びつくようなアイデアはそう出ない。


Appleはもっと腰をすえて製品リリーススケジュールを考え直した方が良いと思う。
私たちは毎年メジャーアップを期待するが、Apple開発は追いつけなくなり空回りになってしまうと思う。


iPhone - Yahoo!ニュース
<http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/iphone/?1371175817>