合成クモ糸。ビジネスとして成功できるかが課題。

特許や商標が欧米、中華ロシアでもちゃんと取れていないとビジネス成功は厳しいかもしれない。
ちゃんと、というのは訴訟対象にならないことも含めてだ。特にアメリカでは、ちょっとしたことでも
訴訟対象だから、訴えられて相手が勝つと数十億、数百億請求されると、中小企業ではとても
払えなくなる。

今回プレゼンテーションとしてドレスをつくって見せているが、実際の用途は家電や車、建築用素材
として利用される方がメインだと思うが、量産システム構築やメートル単価を下げるという技術面の
苦労は当然必要だが、前述した特許や販路の拡充を疎かにしてはビジネスとして成功できない。

あと、自社だけで全て賄うのは厳しいと思うからどこかの企業と協業するんだと思うけど、
パートナー企業を選び方を間違えると、いいところ全て持っていかれるから気をつけないと。

当然ここに書いたことは社長は十分把握していることだと思うけど・・・ね。



朝日新聞デジタル:人工クモ糸、量産技術を開発 鋼鉄より強い「夢の繊維」 - 経済・マネー
< http://www.asahi.com/business/update/0524/TKY201305240251.html >