一言で言えば、日本人の悪の部分でもある「超・ブランド志向」がゆえに、評価が伸びないのではないかと思う。
- 1人のエンジニアが世界を変えられる今、政府の支援がどうのこうの言っている場合ではない
- 周りはせめて、イノベーションを起こそうとしている人の邪魔をしてはならない
- 形のない思い込みがいろいろなものを縛っている。何が思い込みで、どんな思い込みを打破しなければいけないのかを判断することが大切だ
- 日本のソフトウェア開発人材が少ないと言うが、実は意外といる。そもそも、人数による価値の指標は本当に正しいのか? 日本のエンジニアは給料が圧倒的に低い。そこに言及せず、少ないというのはおかしいのではないか
- 話をひっくり返すようだが、日本から破壊的イノベーションを起こす必要はあるのか? 破壊するということは、痛いということ。痛くてもいいのか? イノベーションの怖さを甘く見ているのではないか
- 隣にいる人を褒めましょう。エンジニアを大切にしましょう
あとやっぱり邦人の銀行やVCが本気で押してあげない。確かにお金を貸すわけだから利子つけて返してくれないと駄目なのはわかるが、慣用かつ柔軟に対応すべきだと思う。
正しい評価ってどういう評価なのかわからないが、欧米と日本では雇用条件が全く違う。じゃあ経営面も含め雇用面も全く欧米と同じシステムを企業が取り入れられるの?今日から実行できるの?といえば、どこも怒ったような渋い顔してNOと言ってくるだろう。
俺の印象をいうと、給料が圧倒的に低いとは思わない。月30~35万(手取り27~33万)もらえていたら十分だと思う。
それより労働局の目をかいくぐって、長時間残業や休日無しといった過酷な労働を強いている状況がいまだに続いているほうが問題だと思う。
日本はもっと、エンジニアを大切に:まつもとゆきひろ氏の「新経済サミット2013」語録 - @IT
< http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1304/16/news133.html >