憲法改正のハードルを下げから。異議と国会混乱はどう克服するのか。

改正を促進するのであれば、障害を減らすことを考えるのは定石だろう。
しかし法律の解釈等々は専門家であっても随分違うから、相当もめそう。安倍首相はそれをどうやってクリアしていくつもりなのだろうか。

今回は50%以上だったら改正するというやり方で問題ないにしても、50%になったことで
今回の改正に含まれない法律のうちデメリットを受ける法律もあると思うが、その辺はどういう
解釈・考え方をしているのだろう。
(つまり簡単に変えて欲しくない、ハードルは高いままのほうがいいという法律もあると思う)

三分の二つまり約66%から50%に下げるということは、16%下げるということ。つまり
衆議院460議席x16%=73.6議席分が賛成に回らなくても改正できるということになる。
この数は1エリア分(例えば中部地区とか関西地区とか)の衆議院議員の反対をフルスイングで
スルーすることと同じ。そう考えると、とても重い。

何が言いたいかというと、それだけ96条を改正する意図、目的、デメリットに対するフォローを
充実してもらわないといけない。ということ。
だから今年中に96条改正するといっているようだが、そんな簡単に出来るの?とも思うわけだ。


とは言うものの、憲法改正を言ってから随分年月が経っている。
いつまでも古着を着ていてもいいというわけではないから、どこかでトレードオフしなくちゃ
ならないのだが。
やっぱり何を落とし所にするか?だろうなあ。


安倍首相、憲法改正「まず96条」…発議要件 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130415-00001266-yom-pol






安倍首相、憲法改正「まず96条」…発議要件 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
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