理想論をどこまで現実化できるか疑問

最低賃金を守らないと役所からgdgd言われるってことは無くなるだろうけどね。

現在の全国の最低賃金は650円ちょっと。東京では850円。
じゃあなんで最低賃金を設定したの?ってところが、紹介ブログの記事には抜けている気がする。

650円/h x 8h x 20 = 10万4千円
つまり1日8時間、1ヶ月20日間働いた場合の月給の最低賃金ということができる。
生活保護は月給12万以下なら出るっていう話がある。

さて。最低賃金を設定するのは、650円よりも低い賃金でも働かすことを認めるってことになるから、
時給100円でも違法にならないってことになる。じゃあ貴方は100円/h x8 x20=16000円の月給で
きつーーーいお仕事できますか?

結局このしわ寄せは、例えば海外から来る労働者、一部の貧しい人たちが、更に過酷な場におかれる
ことを認めているってことにつながる。

いろいろセイフティーネットを敷くといっているようだが、そんな最初から機能するようなシステムが
用意できるとは到底思えない。


工場で働く人の賃金は900~1200円/hくらいだから、それを一気に半額にされたら、誰が働くんだろうか。
それこそ社会問題になり、暴動になってもおかしくはない。そんなリスクを背負ってまで最低賃金
目の堅きにする理由が、俺には分からない。

もう20年以上も前から言われ続けていることだと思うが、
日本国内の製造業は廃れることはあっても、もう発展することはない。どうして製造業にしがみつくのかが
俺にはわからない。
準備期間をおくにしても、中華、東南アジアなど人件費が低くて済む国へ移設したほうが、遥かにいい。


俺はアプローチの仕方が違うんじゃないか。間違っているんじゃないかと感じてならない。





[参考元]
やっぱり圧倒的にまともな維新の政策 -最低賃金なんて必要ない|ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」
< http://ameblo.jp/englandyy/entry-11417277812.html >